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たくさん歩く(明知鉄道・岩村城) #43

中津川駅で苗木城は見たけれども、旅の本当の目的は「明知鉄道に乗ろう」でした。

明知鉄道は恵那駅を起点としているので、中津川駅から2駅、名古屋寄りに戻ることになります。時間を確認するとちょうど出発する時間だったので、ダッシュで中津川駅に戻ります。

恵那駅に着いて、明知鉄道の乗り場に行きます。
きっぷは終点の明智駅までの乗車料金でフリー切符となる「やりすぎ?!フリー切符」を購入しました。大河ドラマ館とのセット券ですけど。

駅員さんから
「隣のえなてらすも観光土産があるから見てってくださいね!」
と声をかけられたので出発までの時間、ちょっと見てました。
駅員さんに声かけしてもらえるのはうれしい。

恵那駅の明知鉄道ホーム。右奥はJR中央本線のホーム。

10時17分に出発する列車に乗り込みます。
車両は1両編成のワンマン運転。

さぁ、出発です。
架線のない1本線路にワクワクします。

雪はほとんど溶けていたようですが、日陰に入るとまだ残っているところもところどころありました。
坂登るとき、めっちゃゆっくりと頑張って登ってましたよ。
車輪をキュルキュル言わせながら登るのはこちらとしても応援したくなる。

楽を極める極楽駅はあっという間に通り過ぎるので、まともに駅舎の写真を撮れずw
人生、極めて楽に生きていきたいですわ!
かも知れないと思いながら通り過ぎる。

10時45分に岩村駅に到着。
織田信長の叔母さんの「おつやの方」という女城主で有名な岩村です。
この像のように絶世の美女だったらしいです。

ちょっとキレイですがレトロ感が感じられてよいですね!

駅を出ると小型のバスが止まっていました。

事前に調べた情報によると山城である岩村城跡までは徒歩50分とのこと。
往復したら2時間近く取られるのはさすがにキツイなと思っていたのでバスの運転手さんに「どちらまで行くバスですか?」と尋ねる。
「岩村歴史資料館まで行きますよ、料金は100円です」
「そこからお城までは20分ぐらいかな」
ただし、帰りのバスはないよとのこと。

明知鉄道はほぼ1時間おきの運転なので、2時間後にはここに戻りたい。
距離と時間を稼ごうと躊躇なくバスに乗り込みました。


バスは動き出しましたが、乗客は自分1人。
悲しいけどコロナの心配はないなと思って乗っていました。

街の中を横切ったりしながら途中で乗車する人もなく、あっさりと岩村歴史資料館に着きました。
降りる時、バスの運転手さんにお城への道の入り口とかいろいろ丁寧に教えていただけました。岩村の人は優しいな。

駐車場、あまり人はいませんでした。
3連休の中日なんだけどなぁ。

駐車場から岩村城の本丸までは約800m
雪が積もった石畳が見えます。

なるべく急いで登ろうってダッシュしたのですが、あっという間に息がきれて絶え絶えになりました。坂はかなり急ですわ。

足元はパリパリ音を立てます。
あと10cm積もっていたら、靴が雪まみれになって凍え死んでたかも。
そういう意味ではギリギリでした。

石垣が見えてきました。
階段が滑りそうで怖い。
降りる時の方が怖かったけどw
さすがに走って降りるのは無理でしたw

本丸に着いたー!てっぺんです。

眼下は木々で見えないけど、遠くは多少は見渡せるかな。

ここで信長と光秀が武田軍を討つために入城したあと、80日後には本能寺ということだったらしい。へぇ~。

下の写真。個人的に、この角度で撮った岩村城が気に入りました。

城をダッシュで駆け下りて、熱くなったのでダウンを脱いで、ここで写真を撮っていたら、地元のおじいちゃんに声をかけられました。
(愛情を込めてちゃん付けで)
めちゃくちゃ、愛嬌のあるおじいちゃん
「どこから来たの?」
「名古屋から来ましたよー!明知鉄道に乗ってきました!」
「登ってきたの?お城」
「登ってきました!雪がまだ少なかったからなんとか登れました」
「若いねぇ~○×△☆※・・・・」
話、長くなりそうだなと思いましたが、すごいいい笑顔だったのでご飯食べる時間あるかなぁ?と心配になりつつも、その時はその時だなとおじいちゃんのお話を聞いてましたww 若くはないけどねw

さて、ご飯は食べられるのか?

続く

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