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たくさん歩く(東山動植物園5・かっこいい) #175

前回からの続きです。

世界のメダカ館を見て回ったあとはまた動物舎のほうへ。

かっこいい

ビーバーが建築家となって巨大なダムを作るのはかっこいい

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ハクトウワシも好きですね。かっこいいから。

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アメリカバイソンも体がかなり大きくてふさふさの毛がかっこいい

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オグロプレーリードッグが仲良く戯れていました。
こちらは可愛い。

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かっこよくなかったのがコンドルでした。

◇◇◇

ちょっとセンシティブな話題ですがあえて書いてみます。

Kくんの思い出

小学校の頃、Kくんを初めてみたとき、少し怖さを感じた。
Kくんはいつもヨダレを垂らして、何を言っているのかよく分からない上に、ちゃんと歩くことができなかったから。

その頃はクラスが異なっていたから、自分から関わることもなくあまり接点を持たないように遠目で見ていたような気がする。

中学3年生のときには同じクラスとなって家の方向が同じなので一緒に帰ることが度々あった。
小学校のときからの友人だったGくんやOくんと一緒に帰るとき、Gくんは歩くのが遅いKくんのカバンを持ってあげたりして優しいなと思っていました。

自分はKくんと2人で帰るときもカバンは持ってあげたりすることはなかったと記憶しています。
歩くことは大変だが、自分はそこまで踏み込むのはどうかなと思っていた気がする。でもGくんは幼馴染として接してきていたからそこまでできるのだろうって。いや、でもやっぱり性格かな?

ただ、自分とKくんが一緒に帰るときは
「テストの問題解けた?」
とか会話の節々から彼が勉強好きだと思っていた自分はそういう話題を投げかけることが多かった。
何を言っているのか聞き取れないこともあったけど
「どう?自信ある?何点ぐらい取れそう?」
「そっかー、その辺を間違えたっぽいんだ?」
といった話をしていて、字はガタガタだったけど決して頭が悪いわけじゃないんだ、普通なんだと思った。

自分の家の方がKくんの家よりちょっと遠く「ごめん、今日は急いで帰る」とか言って、ゆっくり歩くKくんをおいて帰ることもあった。理由は家でゲームをやりたかったとかだと思うけど。
Kくんは「いいよぉ、やのっちゃ早く帰って」とか気を使ってくれていたし、そういうときは遠慮なく帰った。

たまにKくんのお母さんが大きな道路まで迎えに来てくれていて、
「いつもありがとうね!」
と感謝されることも度々あった。
お母さんは元気な人でどうしてKくんが障害をもったのか分からないし、聞いたことはなかったけど「脳性マヒ」というものだったのかなと中学生の頃に思った気がする。聞いても意味がないから聞かなかったけど。

◇◇◇

あるとき、学級会の席で、どんな議題だったか忘れたけどKくんが言いたいことがなかなか言葉にできず、周りにも伝わらずとても興奮した状態になった。

それを見たときに
「あぁ、うまく伝えられないもどかしい気持ちを感情を顕にして嘆いている」

それが伝わってきた。
小学校の頃は怖いと思っていたものが、なんとなく分かるようになった。
小学校の頃はよく知らなかったから怖かった。
ちゃんと知ると怖くなかった。

心に錦を

今まで、いじめを受けたり、いじめと受け取られるようなことをしたつもりはない。
まぁ、相手がどう思うか?な部分はあるので絶対ではないと思うけど。
(相手が傷つくイタズラは少しはあったと思う)

自分が関わる人に卑しさを感じたり、憎しみを持ちそうになったりしたときに心の中で自分は

「心に錦を」

そうつぶやく。
その行動がかっこいいか否か?

きれいごとで済まないと思っても、
できればきれいごとで済ませたい。

そう思います。

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かっこいいシャバーニはもうちょっとちゃんときれいに撮りたかった!
でもあいにくの閉園時間切れ。

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またかっこいい動物を探しに行きたいですね。

終わり

サポートいただけると喜んで活動するタイプです。どうかよろしくお願いいたします。(^o^)