ALL GREEN - 誰でもおいしい緑茶が淹れられそうな、味と健康にこだわった粉末茶
なにやら、味と健康にこだわった粉末茶が出るらしい。
粉末茶の魅力
自分は回転寿司屋の粉末茶が好きで、近所のデリ専門のスシローで粉茶を買ってきては、普段から自宅で飲んでいる。
普通の粉末茶はお湯を入れただけでは簡単には溶けないため、飲み終わると大体底に濃いお茶が残っている。それを飲み干すのも美味しいのだが、飲み干さずにお湯を足すとまだ飲める。
横着だし、味を重視するなら邪道なのだろうが、とにかくラクなのでそんな飲み方をしている。寿司屋であればちょっと足したりもできるので、薄くなったら足しながら飲み続けるわけだが、家だとそうもいかないので2杯くらいか。
茶葉も一応常備はしているので、みんなで飲む時は急須で淹れているが、日中、それも自分用に淹れるときはどうしても粉末茶に逃げてしまう。
そんなわけで、普段から愛飲している粉末茶だが、なにやら気になる粉末茶が出るらしい。
健康と味の両方にこだわった粉末茶「ALL GREEN」
Facebookの投稿で偶然見かけて知った「ALL GREEN」は、本当に美味しいお茶を、お茶が持つ栄養素を損なわずに楽しめる粉末茶らしい。特殊な製法で水にも溶けやすいらしく、前述の一般的な粉末茶のように茶碗の底に溜まることもないのかも。
青汁でよく利用されているケールとの比較情報が掲載されていたり、栄養素を損なわずにまるっと摂取する手段であることが強調されていることから、健康食の色が強いよう見える。
お茶を飲むだけでなく、茶葉までしっかり摂取すると体に良いって話は聞いたことはあり、スシローの粉末茶のパッケージにも書いてあった。ただまあ、自分はその点にはそこまで興味はなくて、あるのは味のほう。
健康重視だけであれば、厳選したお茶を複数用意する必要性はそんなにない。栄養素が重視の最適なブレンドでも模索した方が良さそうにも見えてしまう。
それを「緑茶の個性を楽しむ面白さを伝えるため」に初動で3種類用意し、今後も入れ替えていくことを宣言しているところをみると、シングルオリジン・ティーそのもを伝えることも大切にしているようにも見えるし、自分はそこにこそ魅力を感じる。
我が家の「誰が淹れても美味しく飲める高級茶」ポジションに
このALL GREENをみて、すぐに頭に浮かんだのはネスプレッソ。
ネスプレッソは家庭もプロ並みのエスプレッソが楽しめることが売りのシステムで、かれこれ20年近く愛用している。
ただ、普段自分が自宅で飲むコーヒーの大半はインスタントコーヒー(主にゴールドブレンド)で、ネスプレッソはちょっとうまいコーヒーを飲みたくなった時に飲んでいる。この辺りは、コーヒーカプセルの価格と、一度に飲める量も少なさが理由で、インスタントを好むのは、スシローの粉末緑茶を好んで飲むのと同じようなものだ。
ALL GREENに期待してしまうのは、(自分にとっての)緑茶におけるネスプレッソ的な立ち位置なのだと思う。
粉末茶、インスタントコーヒー、ネスプレッソに共通していることは、美味しく淹れるために「技」がいらないことで、誰が淹れても大体同じ味になること。
先日、実家がお茶農家の社員に急須で淹れてもらった緑茶の味に感動したが、自分で試してもなかなか同じようには淹れられない。これはコーヒーも同じで、美味しく淹れるには「技」がいる。
ALL GREENから同じ感動を得られるかはわからないが、インスタントコーヒーに対するネスプレッソくらいの立ち位置で、自分でも美味しい緑茶を淹れることができて、色々な味を楽しめるのであれば、自宅やオフィスに常備したいと思ってしまう。
サントリーの社内ベンチャープログラム「FRONTIER DOJO(フロンティア道場)」から生まれた商品らしい
ちなみに、ALL GREENはサントリーの社内ベンチャープログラム「FRONTIER DOJO(フロンティア道場)」の第1期生である吉原さんにより生まれた商品らしい。
サントリーの「やってみなはれ」スピリッツを体現したプログラムとのことで、ALL GREEN以外にもいくつか新しい商品がでてきそう。「やってみなはれ」については、自分が書くと軽くなりそうなので下記参照(カンブリア宮殿はテレ東Bizに加入しないと見れないが)。
とりあえず、5月にMakuakeで先行販売するらしいので、買ってみようかと思う。
美味しいといいな。
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