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「金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学」

ブックオフに立ち寄ってあとで買うリストの本を探していた際にたまたま目についた本。20代の頃に知人から若いうちに読んでおけと言われて読んだが、その時には「ふーん」という感想で特に何も感じるところはなかった。ただ今の自分なら読んだらまた違った感想を抱くと思い手に取ってみた。

一度読んでいて内容は知っているし、難解な表現などないのでとても読みやすかった。
本書を読んだことない人でも「金持ち父さん」という単語自体は知っているほど有名な本だから今更感もあるが、恒例のChatGPTさんによる紹介を見てみる。

『金持ち父さん 貧乏父さん』はロバート・キヨサキによって書かれた人気のある財務教育書です。この本は、キヨサキが幼少期に学んだお金に関する重要な教訓を共有しています。彼は本の中で、自身の「貧乏な父」(実の父)と「金持ちの父」(友人の父)との比較を通じて、お金と投資に対する異なる視点や価値観を説明しています。

### 主なテーマと教訓:

1. **お金の知識:**
- 「金持ちの父」は、お金を稼ぐ方法や投資の重要性についての知識を提供しています。これに対して「貧乏な父」は、安定した職を得て、貯金をすることが重要だと信じています。

2. **資産と負債:**
- キヨサキは資産と負債の違いを明確にし、富を築くためには資産を増やし、負債を減らすことが重要だと説明しています。

3. **投資の重要性:**
- 本では投資によって収入を増やす方法や、リスクを管理する重要性についても述べられています。

4. **金融教育の重要性:**
- 金融知識が富を築くための基礎であり、学校教育だけでは不十分であると強調しています。

### 本の構造:
- 本はエッセイ形式で書かれており、キヨサキの人生経験や学んだ教訓を基にしています。
- 各章では、「金持ちの父」と「貧乏な父」のアドバイスや考え方の違いを比較しています。

ChatGPT

昨今の投資ブームに便乗したマルチな方々が、よく本書の内容を引用しているので一見怪しい側面もあるように思われるが、書いてある内容は至極真っ当。それこそ若いうちに読んでおき、お金に対する正しい理解と行動をしておけばある程度の資産は気づくことができるのではと思う。

私は若い頃に本書に出会っておきながら行動に移せず今になって後悔💦
紹介してくれた知人は今ではいくつもの会社を経営し大金持ちになっている。
ということもあり今になって必死になって取り戻すべく学びを継続中。まだまだこれからよ!🦾

本の感想としてこれまではまるまる引用を主体に書いていたが、無駄に文字数が増えてしまうのとネタバレ?リスクを考慮して本文のまるまる引用はやめた自分の勝手な分類で感想を書いていくつもり。
ただし大切なこれだけは引用。なんとなくイメージはできるでしょう。気になる場合は本書を読めばわかる。

金持ち父さんの六つの教え
・金持ちはお金のためには働かない
・お金の流れの読み方を学ぶ
・自分のビジネスを持つ
・会社を作って節税する
・金持ちはお金を作り出す
・お金のためではなく学ぶために働く

本書

具体的な手法などは書いてない。むしろ基本的な知識や考え方、行動指針などの一般的な事が書かれている。でもそれが何より大切なので!テクニックに走っても基本が理解できていなければ大火傷するからね、特に投資は。
#経験者の言うことは聞いておくもんです😤


考え方

・お金がないときに嘆くだけなのか、どうしたらお金を作り出せるのかを考える
・他人の問題とするのではなく、自分の問題と捉えて自分を変え、何かを学び賢くなる
・お金がどのようにして働くかを理解すると自分のために働かせることができるようになる
・急速に変化していく時代に柔軟性を持って新しいことを喜んで受け入れ学び続けるならば、人は変化を乗り越えるたびにどんどん裕福になる
・大事なのはどれだけのお金を稼げるかではなく、どれだけのお金を持ち続けることができるか

自分なり要約

自分の問題として自ら学び行動すること。このVUCAの時代に新しいものを継続して自分に取り入れ変化し続けることができるかどうかによって将来は大きく変わる。

学ぶべきこと

・金持ちになりたければお金について勉強しなければいけない
・資産と負債の違いを知る
 資産はお金を自分に持ってきてくれる、負債は自分からお金をとっていく
・ラットレースに巻き込まれていると収入が増えてもその分支出が増えてしまう
・兎にも角にもお金を生み出す資産を買っていく必要がある
 資産を増やすために給料を「投資」する
・ファイナンシャル・リテラシーを身につける
 会計力・投資力と度胸(ダイブする力)・市場の理解力・法律力

自分なり要約

お金を扱うのに基本となる財務諸表の読み方(簡易的なイメージ)や投資先の決定力、市場の動向を読む力、法律を理解して合法的に立ち回る力などどれも資産を増やすために必要な知識となる。
これら知識を身に着け、自分のやっていることを理解していればリスクを取ってもそれはギャンブルにはならない。
そして最後はやはりダイブする力。行動する人こそが最強。

会社をもつこと

・会社を持つ=独立することではない(個人的見解)
・大きく資産を伸ばすには自分の「ビジネス」を持つことが大切
・「ビジネス」とは「仕事」ではなく自分がその場にいなくても収入を生み出すもの
  例)会社・有価証券(株、債権)・収益不動産・音楽、書籍などの著作物など
・会社を持つと一定以上の収入において法人税率のほうが個人の所得税率より低い
・支出の一部は経費として、税引前の収入から差し引くことができる

自分なり要約

会社を持っている:稼ぐ→お金を使う→税金を払う
会社のために働いている:稼ぐ→税金を払う→お金を使う
この差を理解するとお金に対する負担が減る。実際税負担も減る。減った負担分は無駄遣いせずそのまま資産に振り分ける。

実践(掲載順で要約になってないが。。。)

・まずは過程を楽しむこと(勝つこともあれば負けることもある)
・何をするにもリスクはつきもの。それを避けるより乗り越える方法を学ぶ
・不動産は安定していて値動きがゆっくり。そこからのキャッシュフローも安定しているため、ミドルリスク・ミドルリターン投資としてオススメ。ただし好きであることが重要
・専門的な技術の中でもっとも大事なのはセールスとマーケティングそのベースはコミュニケーション能力、これを伸ばす
・とにかくまず先に「与える」こと。「お金が余ったらあげる」ではない
・5つの障害(恐怖心、臆病風、怠け心、悪い習慣、傲慢さ)を乗り越える
・自分に対する支払い(投資)を先におこない他社への支払いを後にすると「支払わなくてはいけない」というプレッシャーでよりお金を稼ぐ原動力になる
・強い目的意識、理由付けを持って困難に立ち向かう
・新しい考え方や可能性に耳を傾け、吸収する
・友人を慎重に選ぶ
・セミナーや講座、本は積極的に取り入れることで学びの時間の節約になる。そのためのお金を惜しまない
・専門家にはしっかり報酬を払い良い仕事をしてもらうことで自分の時間を節約する
・3つの管理能力(キャッシュフローの管理、人の管理、自分の時間の管理)を身につける

自分なり要約

実践については全て書き出しても良いくらいだと感じ、結局要約になってない💦
それくらい大事なことが書かれていると思う。

人は損するのが怖くてチェレンジせず結果損をすることになる。失敗を受け入れそこからエネルギーをもらって次の行動へ活かす。そうすれば最後には勝利する。臆病な人は行動しないから負けないかもしれないが勝利者にもならない。
新しいことを積極的に取り入れることでこれまでの知識と合わさって強力な武器になる。
とにかくまずはやってみる。失敗を恐れてやらなければチャンスも巡ってここない。

考えているだけでじっとしているのではなく行動することで最終的にはラットレースから抜け出してファーストトラックへ移ることができる!

感想文ってどのくらいが適当なんだろうか🤔
文字数や網羅性などいろいろ試行錯誤してみよう。


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