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バルミューダのコーヒーメーカーがめっちゃ気になる

 プレミアム家電メーカーとして知られるバルミューダが9月8日、コーヒーメーカー「BALMUDA The Brew」を発表しました。

 「BALMUDA The Brew」は、専用設計の円錐型ドリッパーを採用し、前半のみドリップをおこない、後半はお湯のみを注ぐ「バイパス注湯」を採用したことで、力強い味わいとクリアな後味の両立を実現した、とのこと。

 アスキーの開発者インタビューに、開発秘話が載っていました。

 「自分でやれ」と言われた太田さんがひざの下でやったのは、ハンドドリップのコーヒー液を30mlずつ分けて飲む実験でした。味はだんだん渋くなり、最後には雑味だらけで渋いお茶のような味に。そこで4分の3ほどで抽出を止めてお湯を足すと、雑味のないクリアな味のコーヒーが作れました。

 バルミューダが「バイパス注湯」と呼ぶこの方法は、いくつかのコーヒーショップなどで提唱されている抽出方法ですが、社内で実験を繰り返して最適解を引き出したのでしょう。好みに応じて「バイパス注湯」をおこなわない「ストロング」モードでの抽出も出来るようです。

 他にも、蒸らし時間や注湯の量・速度を自動観測し、的確な間隔で適量の湯を落とすため、0.2ミリリットル単位のドリップが可能だったり、それを実現するために、かなり高度なマイコン制御が採用されているそう。

「一流のバリスタが世界大会で入れる渾身の一杯レベル」(寺尾社長)の味、だそうなので、是非一度味わってみたいものですが、その分、お値段も5万9400円とかなりもの。おいそれと買える値段ではありませんが、売れないと次は無いので、ここで行っとかないと一生手に入らないかも知れません。私は今、ものすごいジレンマを感じています。

 発売予定日は2021年10月7日とのことですから、それまでじっくり考えます。

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