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ベトナム
前に、自分のドリップがあまりにも下手くそなのに絶望して、ドリップやめます宣言をしました。
ですがコーヒーは好きなので、また豆を買いました。ベトナムの豆です。
ベトナムは世界第2位のコーヒー産出国です。ベトナムのコーヒー豆は低地でも栽培できるロブスタ種を標高500メートルほどの高原地帯で栽培するものが多いようです。アラビカ種も生産されていますが、その割合は全体の1%と言われています。
今回私が購入したのはロブスタ種にアラビカ種をブレンドした物で、ローストはフルシティ。
ベトナムのコーヒーと言えば、あの独特のドリッパー。カフェ・フィンと言います。
実体はフレンチプレスで、これはかつてフランスの植民地だったベトナムにフランスの文化が根付いている為。ステンレスやアルミにパンチングされた三層のフィルターでコーヒーを抽出します。本家フレンチプレスより大雑把で簡略化されているのでコーヒーの微粉がかなり出ますが、それもベトナムコーヒーの味の内。私は好きです。
あまり細かくすると抽出に時間が掛かり、濃くなりすぎるので、挽き方は粗挽き。ドリッパーに粉を20グラム入れてネジ式の中蓋を締めます。締めすぎるとやはり濃くなりすぎるので、一杯まで締めてから1回転ぐらい戻す感じでしょうか。この辺りもお好みです。
先ず中蓋が浸かるぐらいお湯を回し入れて、2〜3分蒸らし。その後ドリッパーの9割ぐらいまで入れて抽出。蒸らしを含めて10分ぐらいで出来上がります。練乳を入れたグラスに抽出するのが有名ですが、酸味、渋みが少なくブラックでも美味しく飲めました。普通にドリップしてもいけると思います。
何よりお手軽だし、ドリップによる味のバラツキが少ないので結構気に入ってます。カフェ・フィンは小さいのでアウトドアでも使い勝手が良さそうです。
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