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誰にでも痩せる「過程」がある

ダイエットを決意した初めのころ。
差し入れのおやつやアイスを断ったり、プロテインを飲みだしたり。
わんぱく肥満の私の変化を見て、周りは口々にこう言った。
「アイス一つぐらいで変わらないんじゃないの?」
「プロテインって逆に太らない?」
「間食でナッツ食べてるけどカロリー高いでしょ」

何気なく言ってるのはよくわかっているけど、めちゃくちゃ悔しかった。
何も言い返せない自分の体を恨んだ。
でも、人は一日や二日で痩せない。
かたく決意をして、行動に移した序盤に、他人にこのような事を言われても、どうか、くじけないでほしい。
続ければ、結果は必ず出るから。辞めなければ、必ず痩せるから。

無意識にやる気を削いでくる人は絶対にいる。

どんなことであれ他人のことになると、人は結果しか見ない。
痩せたね!と言われ、その次の言葉はみんな一緒。「どうやって痩せたの?」である。
食事管理と運動だよ、と伝えると少し残念そうな顔をして「あ~~」と言う。
みんな、目の前にダイエットで痩せた人がいると「どんな方法で楽をして痩せたんだ!?」という疑問を持つ。
楽して痩せたなんて一言も言っていないのに。

生活を変えずに体型を変えることはできない。
みんなわかっていることなんだけど、心のどこかに「きっと、どうにかして楽に痩せる方法があるはずだ」という思いを捨てきれない。

ない。

無いんだよ楽に痩せる方法は。
何回も言ってるけど、"出る"お茶をのんでも、わけのわからんスパッツをはいても、カロリーが帳消しになる恐ろしい錠剤をのんでも、同時に生活を変えない限り、痩せない。

インスタグラムでよくPRされてるものは買っていい事ないよ。
PRしてるインスタグラマーに貢献したのなら買ったらいいかも。

人が何と言おうと、精神的に強く自分を保ち、意思をしっかり持って取り組んでほしい。
わたしはくじけなかった。今に見てろと思ってコツコツとやってきた。

お~い見てるか!痩せたぞ!!!

世の中には様々なダイエット方法があるが、やっぱり食事管理+運動の組み合わせに勝るものはないのだ。
時間はかかるが確実に変わるし、なにより健康になる。

30を過ぎてお金で買えるなら健康が買いたいと思うようになってきた私だが、痩せることでかなり健康になった。
お湯に溶かして飲む粉のカフェラテは毎日2本は飲んでいたし、お弁当で足りなさそうだなと言う日はカップ麺とシュークリームを追加で買っていた私。
お昼はサラダと玄米と納豆になり、間食のチョコレートはナッツになり、たまに食べる甘いものはさつまいもになったら、うんこはつまらないし体は細くなるし朝の目覚めは良いし健康そのものになった。

だいたい、私は、自分が取り組んでいる物事の序盤だけ見てどうこう言われるのが好きではない。
絵を描きだしているときにじっと見られるのも苦手だ。さらに「これなに?あれ?これ?あれってもっとこうじゃない?」などと言われるともうダメだ。
一文字ずつ書いていく私の文字を一文字ずつペンを追うように読まれるのはもっと大嫌いだ。(これをやる人・平気な人はあまりいない気がするが)

同様に、人にも言わないように心がけている。
ダイエットに関しても、私は最初にトントンと落ちていったのだが、夫の場合、かなりストイックにやっているにもかかわらずなかなか落ちていかない。
男女の差もあり、筋肉のつくスピードは段違いだが、なかなか内臓脂肪が落ちにくいのか、体重が減らないのだ。
がんばっているのに…と、体重計に表示される無慈悲な数字を見て落ち込む夫だが、「数字には出てないけど、確実に体脂肪率は変わっているはずだし、顔がすっきりしてきたよ、ここでやめずに一緒にがんばろう」と継続へ導いている。かけている言葉に嘘はないし、なによりここで、「もっと運動をこうするべきだ」とか「そのやり方でやってるけど逆効果では」などと上から目線でほしくない言葉をかけて、やる気の芽を摘みたくない。

これを読んでいるあなたも、まわりの言葉や自分自身との対話でくじけそうになっていないだろうか。
別にこのアイス一つ食べても、ラーメン食べても、大して変わんないし、食べたいし食べよっかなあ。なんて思っていないだろうか。
そこを我慢するかしないかで精神的に強くなるかどうかがかわる。
序盤は特に。かなりストイックにやってほしい。ある程度痩せたら、アイス一つ食べたぐらいでは太らない。ストイックに毎日やって痩せるように、積極的に毎日カロリーオーバーで食べたらまた太るのだ。

先ほど書いたナッツや玄米、おすすめをのせておくので、よかったら見てみてほしい。
まずは玄米。

ロウカット玄米。
私はこれを、白米と半々でブレンドして炊いている。
一合分の白米をといで炊飯器に入れて一合分の水を入れて、ロウカット玄米を洗わずに一合入れる。あとは玄米分の水を追加して普通に炊くだけでおいしい。
ここにさらに、実はもち麦もいれている。
もち麦はこちらのもの。

これを50g追加、水はもち麦と同量の50ml追加。
白米、玄米、もち麦のブレンドごはん。炊けたら、120gごとに入れ物に入れて保存。お昼のご飯はこの入れ物のまま持っていき、会社でレンジにかけて温めている。めちゃくちゃ楽だ。

ナッツは必ず無塩のものを。
塩がかかっているものは美味しすぎるけど、塩分過多は良くないし、水分を保持してしまいむくみにつながる。
無塩ものとか味あんのか?と思っていたが、意外と美味しい。

初めての購入にはこちらがお勧め。
タマチャンショップの商品は自然派のものばかりで、見ているだけでも楽しいので、近隣に店舗があったらぜひ覗いてみてほしい。
大阪だと難波マルイにある。良くいます。

さて、いろいろ書いたけど、小さなことを積み重ねて大きく減量できることがわからない人の言葉は、帰ってからのダイエットスケジュールでも考えながら乾いた笑いで受け流そう。

諦めないでほしい。結果は必ず出るから!
一緒にがんばろう。

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