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2024/6/17 岸田内閣 支持率19.1% 発足後最低

2024/6/17 夜のニュース比較

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政治資金規正法改正案 議論大詰め 与野党攻防は

広内アナ「国会の会期末は次の日曜日23日で、平日で言うと残り4日です。明日は岸田総理が出席して、参議院特別委員会で政治資金規正法の質疑が行われます。自民党は明後日にも本会議で成立させたい考えです。一方、明後日の午後には党首討論も行われます。その後、内閣不信任決議案が提出されるのか?大きなヤマ場を迎えます。政治改革が最大の焦点となった通常国会、1月からの150日にわたる会期で何が成し遂げられ、どういう課題が残るか?最後まで目を凝らして見ていく必要があります。

NHK:ニュースウオッチ9

日本維新の会 「問責決議案」提出を検討

大越アナ「今、速報が入りました。日本維新の会、衆議院では政治資金規正法改正案、賛成に回りましたけれども、今、岸田総理に対して問責決議案を参議院で提出する方向。これは岸田総理にとっては痛いんじゃないでしょうか?」
千々岩森生氏(政治部官邸キャップ)「そうですね、これもう明らかに誤算だと思いますね。この規制法の改正案、最初自民党すったもんだして、ようやく提出した。で、ようやく与党の公明党が乗ってくれた。そして、野党も、この維新が乗ってくれた。これ官邸には衆議院通過の時点では、安堵感もあった訳ですけれども、衆議院から参議院に移って、こうして維新が反対に回りそうだ、と。これは本当に誤算なんだと思います。」
大越アナ「まあ公明が賛成してくれるんで、法案そのものは成立するという見通しは変わらない?」
千々岩氏「そうですね。数という意味では見通しは立ってはいます。」
大越アナ「それにしてもダメージだと言うことですが、政権への支持率に話を戻したいと思います。とうとう20%を切りました。自民党内の危機感はどうでしょうか?」
千々岩氏「そうですね。当然の退陣論も上がってますね。自民党にとっては内閣支持率2割を切った、これよりも政権交代を望む声というのが、これしかも2ヶ月続けてなんですね、5割前後に達した。こっちの方が切実なんだと思いますね。これまでにない危機感というのが、じわり党内に漂い始めているようです。これまでは顔さえ変えれば、次の選挙勝てるでしょ。まあ、ある意味で自民党、タカを括っていた側面もある訳なんですが、もう顔を変えても勝てないんじゃないか?という、より深刻な危機感となっています。
大越アナ「一方の岸田総理ですけども、例えば、これまでも派閥の解散・解消という、ある種トップダウンで電撃的な決断を見せてきましたよね。ここで国会も会期末になってきました。電撃的な衆議院の開き直り解散あるんでしょうか?
千々岩氏「岸田総理、何するかわかんないぞという、この自民党の危機感というか警戒感ですね。これは確かにあるんですけども、解散について言えば、4月の下旬に3つの補欠選挙で自民党全敗した。あの時点で事実上消えたかなと見えてはいます。むしろ総理周辺を取材をしますと、解散しないまま9月の総裁選に臨んで、再選するというシナリオを模索してます。ただ、妙案はなさそうなんですけれども、ちょっと見てますと、この政権、20年前の森政権にちょっと似てきたようにも見えるんですね。あの時は小泉総理が自民党をぶっ壊すと立ち上がった。今回のポスト岸田レース、もう始まりますけれども、自民党への期待感を回復できる人。そして、派閥やしがらみを無視できる人というのが、最有力なんだろうと思います。果たして、今の自民党にいるだろうか?というところなんだと思います。」
大越アナ「私、今まで自民党が政権から転落した時も取材してるんですけども、その時と比べても、全体の危機感というか切迫感が薄いなという風に感じるんですよね。野党だって決して強くはないでしょと、それが一つの安心材料になってるのかもしれないですけれども、色んな調査を見てみても、明らかに国民の政治不信のマグマというのは高まってきてる訳じゃないですか。だから、今週で国会は終わりますけれども、やっぱりちゃんと有権者と膝を突き合わせて、本音を語り合うことをしないと、マグマの行き先はどこへ行くのか?我々がまだ見たことのない世界へ行ってしまうのかどうか?私はむしろそのことの方が心配です。」

テレビ朝日:報道ステーション

岸田首相 党内から退陣要求

小川アナ「維新が政治資金規正法の改正案、参議院では反対する方向という情報入ってきましたね。」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「そうですね。旧文通費をめぐって自民党の対応が不誠実だということで反対するんですけど、岸田さん側からすると、維新を取り込んだと思ったんですけど、維新がこれに反するということで会期末、今話になりますけど、さらに波乱含みということになりますね。」
小川アナ「そうですね。その野党だけでなく、ついに与党内からも事実上の退陣要求ということですが。」
星氏「今日から会期末23日、実質金曜日までの5日間は岸田さんにとって命運を握る5日間となると思います。内閣不信任案とか党首討論というのが予定されていまして、実はこの1年くらい、6月にかけて岸田さんは、こんなことを仕掛けてきたんですね。定額減税とか、賃上げとか、それから訪米、外交の岸田をアピールするとか。それで政治資金規正法の改正案で少しは人気を取り戻したいということだったんですけど、全てうまくいかずということで、支持率は低迷したままということになってる訳ですね。」
小川アナ「となりますと、岸田総理としては、次の手というのはどうなんでしょうか?」
星氏「国会中に解散をすれば、新しい局面、おそらく自民党が敗北必至、政権交代もありますので、解散という手は、なかなか打ちずらいということで、もし岸田さんが解散を見送って、今度は総裁選挙に出るんだということにシフトするとしますと、これはしかし、そうなかなか簡単ではないということですね。例えば、岸田さんが総裁選挙に出ても、党内の支持を集められるとは限りませんので、実は自民党68年の歴史で現役総裁が敗れたの1回しかないんですね。福田赳夫さんという人、1978年に敗れただけで、第二の福田赳夫さんになってしまう可能性もありますし、もう1つは3年前の菅さんのように総裁選挙に出ても勝ち目なしということで、不出馬に追い込まれて退陣をするという事態になりかねないので、岸田さんにとっては、まさに茨の道が待ってるということだと思いますね。」

TBS:news23

国際

その他

AI活用の宅配ボックス登場

崔真淑氏(エコノミスト)
・AIによる効率化で経済損失を解消
・再配達で年間6万人分の労働損失
・ポイントはインセンティブづくり

堤アナ「クリック1つで物が届く便利な世の中ですが、その便利さの背後には多くの人の努力があります。サービスの質の高さをキープしつつ、配送業界の抱える課題と向き合っていくには私たち消費者の協力も欠かせないと思います。」

フジテレビ:Live News α

GMO 小学校でロボットプラミング支援

萱野稔人氏(津田塾大学教授)
・「生活の仕組み」の理解につながる
・論理的思考と創造性を同時に育む
・支援が教育格差を縮小する可能性

堤アナ「才能や関心があっても、こういったものに触れる機会がないと、伸びるものも伸びません。情報化社会となった今、こういった経験から子どもたちの可能性がより広がっていくことを期待したいです。」

フジテレビ:Live News α

各局別

NHK:ニュースウオッチ9

テレビ朝日:報道ステーション

テレビ東京:WBS

日本テレビ:NewsZERO

TBS:news23

フジテレビ:Live News α

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