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2022/10/24 山際経済再生担当大臣 旧統一教会問題で辞任

2022/10/24 夜のニュース比較、文字起こし

政治

山際経済再生担当大臣 辞任

大越アナ「今回の大臣の問題を含めて、どうも対応が後手後手に回ってしまう。岸田政権には、そうしたイメージが付き纏います。」
テレビ朝日:報道ステーション

山際経済再生担当大臣 旧統一教会問題で辞任

小川アナ「山際大臣をめぐっては、総理はいつ決断するのか?ということも言われてきましたけれども、なぜこのタイミングの決断になったのでしょうか?」
星浩氏(TBSスペシャルコメンテーター)「経緯を振り返ってみますと、そもそも8月の内閣改造の時に接点が取り沙汰されていたのに、それを認めたのは留任の後ということでして、岸田総理もこれには非常に不快感を示していたんですね。それから次のタイミングとしては、臨時国会の前に辞任ということもあったんですが、これは本人が事実上拒んだ、と。所属する麻生派も、ちょっと受け入れないという動きだったんですね。そうこうしている内に予算委員会で追及が続きまして、やはりまともな答弁が出来ないということになりました。実は、28日に総合経済対策が発表される予定なんですが、山際さんがその責任者なんで、山際さん、そこまで引っ張るかなという動きもあったんですけども、さすがにもうこれ以上続けると国会の審議が持たないということで、最終的には本人が辞任を申し出たということですが、事実上岸田総理が更迭したという形ですね。」
小川アナ「後手に回ったという風にも見えますけれども、更迭の背景には岸田内閣の支持率が影響しているとも思われます。毎日新聞の最新の世論調査によりますと、指示すると答えた人は27%と前回より下がりまして、不支持は65%、と。今回の山際氏の辞任、今後の岸田政権にはどんな影響を与えることになりそうですか?」
星氏「重要なことは、この一連の旧統一教会の問題で初めて閣僚の辞任ということに発展したということですよね。この問題、深刻だと思います。岸田総理はこれを受けて、局面転換と言いますか、今後は経済対策を中心に政策を進めることで信頼回復していくんだという方針なんですが、野党側はそうはいかないと言って、次から次へと疑惑追及を進めるでしょう。それを自民党の中がどう見ていくか?ですね。岸田総理と一緒に経済政策を進めていきましょうという結束の方向に向かうのか?これは岸田さんでは持たないなという声が広がっていくのか?まさに分かれ目でして、岸田さんのこれからの捌き次第では政権崩壊の第一歩ということになりかねない、そういう厳しい局面だと思いますね。」
小川アナ「一つの分水嶺ということになりますね。」
TBS:News23

山際経済再生担当大臣 辞任表明 “異例の辞任劇” 政権への影響は

大江アナ「この山際大臣の辞任で国会の雰囲気は変わっていくでしょうか?」
滝田洋一氏(解説キャスター)「それは難しいでしょうね。でも、補正予算の審議や安全保障の問題というのが、政策の中心課題であるべきですよね。そのこと考えますと、国政の停滞を招くというのは、ぜひとも避けなきゃいけないことだと思います。」
テレビ東京:WBS

統一教会元2世信者は?「直接面会」検討ナゼ

有働アナ「(被害者救済法案に関する政党間の違いについて)もちろん色んな意見があるでしょうけれども、今の国会でその隔たりを乗り越えられるのか?政治が問われています。」
日本テレビ:Newszero

国際

英国 スナフ元財務相 首相就任へ

櫻井翔氏「わずか1ヶ月半という短い期間で交代ということになりましたけれども、今後への影響というのは?」
小野高弘氏(日本テレビ解説委員)「これはイギリスでは物価高騰で、毎日の生活が緊急事態なんですよね。だから、もう今経済を混乱させるような人をリーダーにしておくべき時ではないということなんですよ。新しくなるスナクさんというのが、本当に慎重にインフレ対策やっていけるのどうか?に掛かってると思います。」
有働アナ「エネルギーに、経済に、それからウクライナ問題で政治がふわふわしている。世界中で、そんな時ではないのですが。」
日本テレビ:Newszero

英国 スナク氏が次期首相に 混乱の与党 保守党に国民は?

大江アナ「イギリスの保守党党首、つまり次期首相スナク氏に決まりました。」
滝田氏「トラスさんの大型減税の問題点を指摘している訳ですから、当然と言えば当然の結果と言っていいと思います。」
大江アナ「ただ気になるのが、保守党、党自体の問題だと思うんですよ。その前のトラス首相の公約であった大型減税を認めて党首にした訳ですよね。ただ、それが失敗した。そしたら、涼しい顔でスナク氏に乗り換えるのか?と思うんですが。」
滝田氏「問題はそこですよね。要するに、胸に手を当てるべきなんです。みんなで勝ち馬に乗るということでは、イギリスの保守党も金属疲労を起こしてる。黄昏時を迎えてると言わざるを得ないんじゃないでしょうか。」
大江アナ「保守党で言うと、ブレグジット離脱もありますし、今回の減税政策もありますし、混乱を引き起こしてますからね。今後どうなることでしょうか。」
テレビ東京:WBS

中国 習近平国家主席 異例の3期目スタート

大越アナ「中国では習近平体制が異例の3期目に入りました。脇を固める最高指導部というのが、いずれも習氏の側近ばかりということなんですけれども、習氏への権力の集中が進んでいますが、やはり権力集中が進み過ぎると、そこにはリスクを生じるというのが歴史が教えるところでもありますので、引っ越しの出来ない隣人である日本としは、非常に気になるところです。」
テレビ朝日:報道ステーション

中国 習指導部 3期目スタート 香港株急落 13年ぶり安値

大江アナ「この習近平氏の一強体制に市場はとても厳しく反応した訳ですよね。今日の香港ハンセン指数は6%以上の下落、そして上海総合指数も2%の下落となっています。これが本音という感じもしますが、どうでしょうか?」
滝田氏「党大会後に発表された7-9月期の中国のGDPが振るわなかったのが1つの要因なんですけども、ずっとビデオにありました通り、やっぱり3期目の習近平体制に対する警戒感というのが強く現れてるんだと思うんですよね。と言うのは、やっぱり政治体制が硬直的になる訳でしょ。そうすると、経済に対するタガの締め付けがグッと強まる訳ですよ。それを象徴するのが、胡錦濤前国家主席が、要するに退席する、このシーンなんですよね。」
大江アナ「この映像ですね。ただ、中国の国営新華社通信などは体調不良だという風に理由を挙げていますよね。」
滝田氏「新華社の報道というのは、要するにツイッターでの海外向けの公式発表ですよね。一方、国内向けには、この件については全く説明がない訳ですよね。そこでSNSなどでは、要するに胡錦濤氏を連れ出したのは、要するに習近平氏のボディーガードだったんではないのか?という話が出ている。つまりは、疑心暗鬼を呼んでいる訳です。」
大江アナ「そうしますと、この中国に向けての海外の眼差しというのは、今後も一層厳しさを増すことになりそうですか?」
滝田氏「はい、もう典型的なオピニオンリーダー、国際政治の専門家のイアン・ブレマー氏のコメントを紹介したいと思います。これが全てだと思います。「もしあなたが中国でビジネスを営んでいるならば、きょうの出来事についてはコメントできないだろう」と、はっきり言っている訳ですよね。つまり、中国でビジネスを営む際の大きなリスクについての警鐘と言っていいと思います。」
テレビ東京:WBS

円安

市況

大江アナ「円買い介入観測についてですが、先週の金曜日の深夜、それから今朝方、ドル円相場急激に変動しましたよね。これまで政府が介入しましたと言った時は、急激な変動を止めるための介入だったと思うんですが、なんだか最近は円安を抑えるための介入に、ちょっと質が変わってきているように見えるんですが、どうでしょうか?」
滝田氏「その通りですね。今回は円相場の水準、レベルを意識した介入だった可能性が高いと思うんですよね。具体的には1ドル150円を下回るような円安の加速を防ごうという意思がはっきり現れたと思うんですね。言い換えると、円の押し上げ介入ということになると思います。それで神田財務官の発言の中で注目したい部分は、ここなんですよね。」
大江アナ「介入は24時間365日いつでもどこでも。」
滝田氏「それでそこの部分なんですけど、24時間いつでもやれるって、バブル期の栄養ドリンクみたいな話なんですけども、東京以外のマーケットに大規模に介入するぞというアピールだという風に言えると思うんですよね。もう1つ、大江さん今指摘したのは下側の方ですね。」
大江アナ「介入の原資は無限にある。」
滝田氏「これは要するに、マーケットの円売り・ドル買いとがっぷり四つに組むぞという、そういうアピールと言っていいと思います。ただし問題はタイミングですよね。」
大江アナ「そうですね。この先の焦点のイベント見てみますと、10月27日、28日は日銀金融政策決定会合ですし、来週11月1日、2日にはアメリカで金融政策を決めるFOMCが開かれますね。そうなると、また日米金利差が開くのではないか?と睨んで、市場が円売り・ドル買いに動きそうですよね。」
滝田氏「全くその通りですね。そこで、もう1つだけ。為替と並んで長期金利が注目されますよね。日本の長期金利、日銀が0.25%に上限を画してるんですけど、それが実現できるかどうか?続けられるかどうか?に注目したいですね。」
テレビ東京:WBS

<プライチ>“覆面”ナゼ?円安「介入」どこまで

櫻井翔氏「歴史的な円安に歯止めがかかるのかどうか?私達の生活や旅行にも影響しますので、しっかり見ていきたいと思います。」
日本テレビ:Newszero

歴史的円安 24日も“朝イチ介入”か 円安・物価高で鍋もケーキも

小川アナ「この円安、そして物価高に、何か政府が手を打ってくれるかと待っている方、本当に多くいらっしゃると思うんですけど、どうなりそうですか?」
星氏「28日に総合経済対策というのを決めて、20兆円規模になるんですけども、電気代とかガス代の負担軽減策なんですけど、これは大体借金の国債で賄うんですね。一方、先程報告があったイギリスもトラス首相が大幅減税をやる、と。これは国債で賄うと発表したら、ポンド安になって、市場がNOを突き付けたということなので、日本もこのまま財政再建の道筋を示さないままバラマキ政策をどんどん続けていくと、いずれイギリスと同じような目に遭うという可能性もありまして、これはやはり相当慎重に、それからやっぱり財源の手当というのも、きちんとやっていくというのが日本にとっても必要になってくると思いますね。」
TBS:News23

円ドル乱高下 また「覆面介入」か

馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・為替介入 深夜・早朝でも&米国が容認か
・米国のインフレ沈静化、政策転嫁までの「時間稼ぎ」
・企業の想定為替レートと乖離した円安加速に懸念

三田アナ「ここからは時間稼ぎということですが、回数を重ねていけば、消耗戦になりかねないように思います。今後の動向が注目されます。」
フジテレビ:FNN Live News α

その他

<αism~イノベーション2.0~>自動車を媒体に…消費者巻き込むPR

鈴木智子氏(一橋大学ビジネススクール准教授)
・消費者は消費だけでなく企業と価値を共創
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・検索&共有で広がる選択肢 パーパスに共鳴する消費者

三田アナ「消費者のあり方、消費の形も変わっていきそうですね。」
フジテレビ:FNN Live News α

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