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2024/1/18 自民党派閥パーティー事件 岸田首相 岸田派の解散を検討

2024/1/18 夜のニュース比較

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政治

自民党派閥パーティー事件 岸田首相 岸田派の解散を検討

大越アナ「捜査の出口が見えてきたところで、今日岸田総理大臣は岸田派の解散を検討していることを明らかにしました。派閥という旧態依然とした集団が金の面でも人事の面でも幅を利かす政治というのはうんざりだという声が強まってる中での踏み込んだ決断と言っていいと思いますね。他の派閥が足並みを揃えるかどうか?含めて、具体化はこれからということになりますけれども、今一番求められているのは、不透明な政治資金の流れを断ち切ることだと思います。それを制度的に裏打ちするような明快な党改革の姿を見せてほしいものです。」

大越アナ「まず隗より始めよという言葉が浮かんだんですけど、ただ岸田さん、これまでの岸田さんの政治のスタイルとして、踏み出すと思うと、ちょっと一歩引いたりとか、逡巡をする場面というのがあったので、今日あそこまで言い切ったのは党内にかなりの影響は及ぶと思いますが、まずはご本人がブレないこと。どういう具体的に派閥の弊害をなくすか?という道筋を示しながら、理詰めで党内を説得してほしいなという風に思います。」
小木アナ「解散をしないという選択をした派閥は派閥で目立ちますよね。」
大越アナ「目立ちますね。どうでしょう?国民はそれを許すんでしょうかね?」

テレビ朝日:報道ステーション

岸田首相 自民党岸田派解散の方針固める

廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「普通こういう企業で会計責任のトップが責任取るのは通常かと思いますし、僕らのような小さな会社でも会計の専門の人に入ってもらうとか、あとは責任は自分が最終取ってるんですよね。そう考えると、一般の社会との乖離が大きいなと改めて思いました。」
有働アナ「そうですね。民間のルールだとアウトなのに、政治資金のルールは変えないのですか?」
小栗泉氏(日本テレビ解説委員)「その点、自民党の閣僚経験者からも、このままでは世論も納得しない、と。例えば、連座制の導入とか厳しくやるしかないという声も上がっているんです。連座制の導入というのは、政治資金規正法を改正して、会計責任者だけではなくて、議員も処罰の対象にするということなんですけれども、まさに今日公明党が独自の政治改革ビジョンというのを発表した中に盛り込まれたほか、立憲民主党もこの連座制の導入というのを主張しています。」
有働アナ「ある種、自分達の首を絞めることになる訳ですけれども、本当にやれますかね?」
小栗氏「やれるか?やれないか?ではなく、やるしかないといった状況だと思うんですよね。今が政治への不信感、これを拭うラストチャンスだと自覚してほしいと思います。」
有働アナ「当の自民党は来週政治刷新本部への議論を中間報告として取りまとめることにしています。これ国民がしっかり見ることが大事ですので、私達も最後まで結論どうなるか?きっちりお伝えします。」

日本テレビ:NewsZERO

藤森アナ「岸田派でも3000万円の収支が記載されていないことが分かった。それを受けて、夜になって岸田総理が岸田派の解散を検討していると明らかにした。なぜ今?」
宮本晴代氏(23ジャーナリスト)「まさに永田町も激震が走っていて、なぜ今?という風に思っています。もう自民党の幹部達も聞いていなかったんですね。党内の根回しも全くやっていないということでした。なぜ今?ということで、この数時間みんなわーっと走っているんですけれども、考えられる背景としては2つ指摘できると思います。その内の1つが、岸田さんって“聞く力”ということをよく言われると思うんですけれども、“聞く力”を今発揮したんではないか?どういうことか?と言うと、岸田総理、今回の裏金問題、何とかしなければいけない、かなり力が入っていたんですね。一昨日、政治刷新本部というのが開かれました。普通だったら、総理大臣、ああいう会合は出席しても冒頭だけ挨拶して、さっと帰っちゃうことが多い。ですけれども、岸田さんはご本人希望して、僕はみっちり聞くんだと言って、3時間みっちり聞いた、と。で、そこでかなり厳しい意見出た訳ですね。ある政権幹部は国民の信頼を取り戻すには、もうこれしかないんだと。火の玉になってやる。それくらいの決意を示したんではないか?という風にも言っています。もう1つの見方は、焦って1人で“岸田の乱”ではないか?と。先ほどもありましたけど、岸田派の会計責任者が、どうやら立件されるようだという見通しになったんです。で、岸田さんが分かったのが昨日の夜だったそうなんですね。その時、側近によりますと、岸田さんは非常に思い詰めた様子だったそうで、今日の夕方になってこれをもう決断した、と。安倍派の問題ですと済ませられなくなった訳ですよね。これまでも岸田さんって、人事ですとか色んな大事なことを1人でかなり抱え込んで決めてたという部分がある訳です。今回もこういう重要なことを1人で決めてたとしたら、ある自民党関係者、今日聞いたら、もうこれ“岸田の乱”と言わざるを得ないと言っています。なぜなら、これで派閥解消になるのか?わかんない訳です。岸田さんは岸田派46人のボスですけれども、他にもこれだけの派閥がある訳ですよね。この方達に全く根回しをしない状態で一方的に解散を検討するということを表明していて、今後どうなるか?本当に不透明です。」
藤森アナ「ますます混迷を深めるばかりで、更に星さんから。」
アナ「星さんから今回の総理の発言について、自民党総裁なのだから党全体で派閥を解散するならわかるが、岸田派だけというのは筋が違う。岸田派の解散もすんなりいかない。自民党は合議制で決める党なので、今回の総理の発言は岸田降ろしの流れにつながるかもしれない、とおっしゃっています。」
藤森アナ「乗るか剃るか、大勝負ということですか?」
浜田敬子氏(ジャーナリスト)「まあ何か追い詰められた感じがしますよね。今の宮本さんの解説を聞いていても、もともとが支持率が低迷していた上に、どうも検察の捜査も安倍派の幹部まで及ばないのではないか?ここでかなり国民的には何だ?と、すごく怒りが溜まっているところに自派閥、岸田さんの派閥の責任もあるんじゃないか?という風に言われ、これしかないと追い詰められた感じで言ってしまったのかな、と。ただ、結局岸田派だけが解散して、他派閥が残った時に岸田派の議員の人が他の派閥に行くんじゃないか?とか、もっと言えば実態として自民党って本当に派閥の解消が出来るのか?つまり、総裁選を戦うための権力装置な訳ですよね。そういったものがあるから自民党という力の源泉にもなっていたし、例えば、勉強会みたいに言っても、本当に官邸が主導でポストを決めたりする時には、相当支持率の高い首相じゃないと、小泉政権のような、出来ない訳です。で、岸田さんが今そんな力があるか?というと、それもない。官邸主導でないと物事も決められない中で、出来るのかな?と実態として思いますけど、いかがなんですか?」
宮本氏「おっしゃる通りで、実際やっぱり370何人自民党議員はいる訳ですよね。その中で、いずれ総裁選戦わなければならない。そしたら、どうしたってグループというのはありますよね。なので、派閥の解消というのは、そう簡単にはいかないと思います。」
藤森アナ「この一手が政治とカネをめぐる問題の真相解明ですとか、金輪際そういう問題を起こさないことにつながる一手であればいいんですけれども。」
伊沢拓司氏(QuizKnock CEO)「大英断になればいいんですけど、今のところはやっぱりスタンドプレーに見えてしまう部分がありますし、ブレーンを失ってからの岸田さんというのは、どうしてもそういった面が見えてしまう。政治刷新本部ですか?立ち上がったにも関わらず、こうなってしまったというのは、どうしたんだ?という感じしますよね。国が今、災害などで大変なタイミングで、かなり内紛というのが続いてしまうと、見え方も良くないし、実際の悪影響というのも、どうしても政治を前に進める上で出てきてしまうと思うので、解消をお願いしたいんですけど、しっかり検討した上で早めに上手くいってほしいですね。」
藤森アナ「政治刷新本部中間取りまとめ、こっから始まる前にまとめられるのか?明日は安倍派の議員総会もある。」
宮本氏「そうですね。安倍派の方は安倍派の方で紛糾すると思います。なので、本当に震災対応、おっしゃる通り、やらなきゃいけないんですけど、こちらが今、自民党、永田町の目はこっちを向いてるということですね。」

TBS:news23

<山川キャスターの視点>岸田首相 岸田派の解散を検討

山川龍雄氏(解説キャスター)
これを契機に昭和の時代を断ち切った方がいい。派閥があることで、人事では実力より派閥のバランス・意向が優先されてしまう。

テレビ東京:WBS

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NHK:ニュースウオッチ9

テレビ朝日:報道ステーション

テレビ東京:WBS

日本テレビ:NewsZERO

TBS:news23

フジテレビ:Live News α

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