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2022/4/21 ロシア プーチン大統領 ウクライナ マリウポリ「制圧」を宣言

2022/4/21 夜のニュース比較、文字起こし

ウクライナ情勢

ロシア軍 ウクライナ マリウポリ掌握

山内アナ「分析を伺った専門家の渡部さんは、今後の戦況についてはロシア側は来月9日の戦勝記念日で勝利宣言をすると見られるが、ウクライナ側はそれより長く持ち堪えて勝利を誇れなくさせることで戦況が有利になる、とも話していました。」
青木アナ「ただそのマリウポリの危機的状況はまだ続くということでしょうか。更なる犠牲が懸念されます。」
NHK:ニュースウオッチ9

ロシア プーチン大統領 ウクライナ マリウポリ「制圧」を宣言

大越アナ「今日はプーチン大統領がマリウポリを制圧した、と。そして、これ以上の攻撃を中止する、という風に言ったので、戦線が縮小すると一旦期待を抱いたんですけれども、どうもそういうことではなさそうです。マリウポリへの圧力はこれからも続ける、そして東での戦線での戦いは尚攻勢を強める、ということのようです。厳しい状況が続きます。」
テレビ朝日:報道ステーション

ロシア ウクライナ軍事侵攻 世界に突きつけたものは

山内アナ「中西さんのこの30年長期的な視点での思考や洞察を欠いたまま、目の前のことに対処し続けてきたという指摘、重く受け止めずにはいられません。」
青木アナ「中西さんおっしゃるように世界の分断が固定化され、これまでの国際協調の枠組みが終焉を迎えたとするのであれば、私達日本というのは、これから何が求められてくるのでしょうか?」
田中アナ「この点について、中西さんは、日本にとって必要なのはタフな思考力、と話していました。今回の戦争で浮き彫りになっている様々な課題について、問題点はどこにあるのか?真正面から考えて議論し、そして長期的、現実的に対応していくことが求められている、と受け止めました。」
NHK:ニュースウオッチ9

国際

G20 鈴木財務大臣 退席せずロシア批判

内田アナ「米英などが退席する一方で、日本は留まるなど各国対応が分かれましたね。」
風間晋氏(解説委員)「ロシアは全く聞く耳を持たず、不都合な合意を阻むために、わざわざ会議に参加しました。少なからぬ国は何も起こっていないかのように振る舞っています。これにどう対応すべきか?議論がある中で、米英などは言葉だけでなく、閣僚が席を蹴る行動で世界に訴えることを選びました。オンラインで参加した国の一部はロシアの発言中はカメラをオフにしたようです。」
内田アナ「共同声明も出せないとなると、G20は一体何のためにあるのか?という声も聞こえてきてしまいそうですよね。」
風間氏「ロシアの軍事侵攻は元々G20に内在する分断を際立たせました。先進国と新興国、民主主義と専制主義、産油国と消費国などなど20カ国の国状はバラバラです。世界規模の金融危機への対応で、機能したことはあっても、今ではアメリカと中国が合意出来る範囲でしかまとまらないのが実情です。ロシアの侵略への米中の対応が真逆な間は、G20は動きません。日本は議長国インドネシアに配慮して退席しなかったと思いますが、10月末ジャカルタでのG20サミットは、その時までに戦争がどうなってるか?にかかっています。」
内田アナ「各国それぞれの事情というのはあるかと思いますが、今こそ対立を乗り越え、協調へと向かってほしいと思います。」
フジテレビ:FNN Live News α

G20 今後の日本の役割は

佐々木アナ「重大な局面を迎えている中、ロシアに対して各国の温度差が出てしまったのがG20ですね。こちらご覧ください。アメリカやカナダ、イギリスの代表はロシアが発言する際に抗議の退席をしたんですよね。日本の鈴木財務大臣は?と言うと、退席はしなかったんですけれども、この判断はどういう風に見ますか?」
山川龍雄氏(解説キャスター)「私は判断正しかったと思いますね。G20、1つ見て頂きたいと思うんですけど、今回制裁をしている側というのは左側、していない側が右側ということで、ちょうど半々なんですよ。人口で見たら、右側の方が圧倒的に多い訳で、日本は比較的右側の国とも良好な関係築いてますから、席を立つよりも、中にいて右側のまだロシアに対してスタンスがはっきりしていない国を口説いて、ロシア側につかないようにする。それが日本の立ち位置であり、私は役割だと思うんで、今回はこれで良かったと思っています。」
佐々木アナ「そうですか。」
テレビ東京:WBS

フランス大統領選挙 「EU」&「燃料価格」争点に

田中アナ「お伝えしました極右政党のルペン候補なんですが、プーチン大統領を自分と同じ愛国主義者だと称え、モスクワを訪れ会談するなど、その関係は親密だと言われているんですね。こうした関係もあってか、ルペン氏はロシアのクリミアの一方的な併合を容認し、その立場はロシア寄りと見られているんです。選挙の結果によっては、対ロシアのヨーロッパの結束に影響が出る可能性もあります。」
山内アナ「そして、フランスの他にも、5月にオーストラリアで総選挙。日本でも夏に参議院選挙が予定され、秋の11月にはアメリカの中間選挙が行われます。今回の戦争が世界各国にどのような影響を及ぼすのか?そのことも考えなければなりません。」
NHK:ニュースウオッチ9

テスラ 1−3月期決算 純利益が過去最高更新

佐々木アナ「テスラですけれども、純利益、売上高、共に過去最高更新と絶好調のようですね。」
山川氏「そうですね。これまでどちらかと言うと、時価総額の大きさばかり話題になっていましたけれども、ようやく株価に実際の収益が追いついてきたような印象ですよね。ここに業績ありますけど、棒グラフが四半期の決算ですけど、順調に売上利益共積み上がっていますよね。日本円にして、これ四半期の決算ですから、単純計算すると今年は軽く利益1兆円を突破するような見通しですよね。」
佐々木アナ「利益が本当に順調に伸びているという要因というのは何なんでしょうか?」
山川氏「一番は価格戦略にあるんですよ。実はテスラって主力のモデル3というのがあるんですけども、これはこの1年間で1万ドルくらい値上げしてるんですね。通常自動車業界というのは、大体ディーラーに販売しますから、モデルチェンジの時しか値上げは、価格改定しないんですけども、テスラの場合、同じモデルで100万円以上メーカーで上げてるということですから、これ考えられない、業界の常識覆してますよ。」
佐々木アナ「ですから、自動車メーカーと言えば、今原材料費の高騰に苦しんでる訳ですけれども、テスラというのは要するに値上げでそれを十分に吸収しているということなんですね。」
山川氏「そういうことですね、はい。先程のグラフをもう1回見てもらえばわかるんですけれども、折れ線グラフの営業利益率なんですけど、これが今19%超えてるんですよ。大体この業界というのは10%超えると、高収益企業とみなされるんです、自動車というのは。19%というのは圧倒的です。」
佐々木アナ「これがそれを示してるということなんですけど、テスラに課題があるとすれば?」
山川氏「一つは中国依存ですね。テスラは地域別の販売台数って公開してないんですけども、どうやら去年は中国の販売台数の方がアメリカを上回ってるんですよね。で、このウクライナ情勢ですから、より米中の間の鍔迫り合いが続いてますから、そうなってくるとサプライチェーンを完全に分断しないといけない訳で、お互いそれぞれの市場で地産地消型の半導体なんかを調達。そういうサプライチェーンを築くことが課題になると思います。」
佐々木アナ「そうですか。」
テレビ東京:WBS

新型コロナ

東京都 新型コロナワクチン3回目接種で「会食8人」調整

有働アナ「飲食店の人数制限、東京都は緩和するということですけれども、廣瀬さん?」
廣瀬俊朗氏(HiRAKU 代表取締役)「最近、夜の人手も少し増えてきてますし、飲み会の帰りかな?という人も以前より見掛けるようになりましたけど、少しずつ制限を緩和しながら、経済を回していくのは賛成ですね。まあただGWもあるので、一人一人が節度を保って行動していきたいですね。」
有働アナ「そうですね。みんなの対策のおかげで感染のスピード抑えられているので、コロナが始まって3回目となるGWですけれども、緊急事態じゃない連休を対策しながら楽しみましょう。」
日本テレビ:Newszero

政治

その他

テレワーク個室ボックス 新サービスへ

石倉秀明氏(キャスター 取締役CEO)
・境目がなくなる“オフィスとオフィス以外”
・対面→オンライン店舗で進む切り替え
・課題はプライバシー保護とセキュリティー確保

三田アナ「便利で生産性が上がるとすれば、ますますオンライン化を期待してしまいます。一方で、対面だからこそ出来る細やかな気遣いであったり、ケアもあると感じます。それぞれの強さに磨きをかけ、それぞれの良さを活かす。そんなバランス感覚が求められているのかもしれませんね。」
フジテレビ:FNN Live News α

日本電産 CEOに永守重信氏が復帰

佐々木アナ「日本電産、21年度の連結決算、売上、利益共過去最高と、こちらも好調、絶好調なんですが、永守氏が1年足らずでトップに返り咲くという、このビッグニュースもありましたね。」
山川氏「そうなるかな?と予感はあったんですが、1年も我慢出来なかったかなあ、という印象ですよね。ここにあるのは他の日本のオーナー経営者の中でも一旦やめて返り咲いた人達を並べてます。ソフトバンクの孫さんだけは正確に言うと、後継者の指名まではやったんですが、結局退任しなかったという人なんですが、なぜこういうことがよく起きるか?というと、一言で言うとこれが一番大きいんですよ。時間軸の違いなんですよね。」
佐々木アナ「時間軸というのは、どういう意味なんですか?」
山川氏「今日、永守さん会見で、本来のスピード経営を取り戻す、というようなおっしゃり方したんですが、もっとわかりやすく言うと、多くの経営者が結構せっかちなんですよ。とにかく課題が目の前にあると、ほっとけなくて、すぐにもう対処しなきゃいけないという思いが強くて、そうなってくると、今の新社長というのが、どうも呑気に見えてしまって、だんだんイライラしてくるんですね。結局やっぱり私がやった方がいいということになる。結果的にオーナー経営者って大株主でもありますから、それが出来てしまうんですね。」
佐々木アナ「でも、特に危機の時はそう思うかもしれません。スピードも大事と言いますし、またカリスマ経営者というのは、元気であれば長くトップにいた方がいいんだ、というような見方も実はありますよね。」
山川氏「そうですよね。ですから、引き際というのは、あるいは社長交代というのは、1つの決まった正解はなくて、全ては結果論だと思うんですね。ただ、1つだけ私よく思うのは、この経営者が本当に名経営者だったかどうか?という検証、これについて言うと、その人物が現役だった時の業績に、更に次の社長の業績がどうだったか?というこれを全部加えた上で評価しないといけない。そのくらい経営者にとって、最後後継者選びというのは、大事な、本当は一番大事な仕事出あって、結局本人がリタイアした後も、会社も従業員もどんどん登り続けて行く訳ですからね。」
佐々木アナ「そうですよね、はい。」
テレビ東京:WBS

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