2024/7/10 広島高裁 戸籍上の性別変更 手術なしで認める決定
2024/7/10 夜のニュース比較
ジャンル別
気象
国際
政治
その他
広島高裁 戸籍上の性別変更 手術なしで認める決定
加藤清史郎氏(俳優)「僕の周りにもトランスジェンダーの友人がいたりするんですけども、個別の事情を重視とあるように、人それぞれ事情だったり思いというのは違うでしょうし、一つには括れないなあと思っています。時代が変わりつつある中で、こういった裁判などが増えていくかもしれないんですけど、僕たちがこうした話題に触れて、知るきっかけになるということ自体はとても重要なことだろうなとは思います。」
藤井アナ「手術なしで戸籍の性別変更は画期的な判断なんですが、今回のケースについての判断であって、手術なしの性別変更が一般的になった訳ではありません。今回の判断が、今後それぞれの事情を抱えた人にとって、人生を変える希望になることを期待します。」
小川アナ「こうした判断を受けて、当事者の方々への風当たりが強まることは、絶対避けたいところですよね。」
トラウデン直美氏「本当にそうだと思います。置かれた環境であったり、ご自身の思いであったり、悩みも様々だと思うんですけど、いかに良くしていこうという風に模索してはいる中ですけど、それが逆行しない形ではあってほしいなと思い続けるばかりなんですけども、本当に当事者の間でも意見が分かれることだからこそ、こういった機会がある度に、当事者の方の声を出来るだけ多く聞いて、どんなことが出来るのか？ということを少しずつでも集約していけるように考えていくというのが大事なのかなと思いますね。」
藻谷浩介氏(地域エコノミスト)「トラウデンさんが集約とおっしゃいましたよね。本当にこれが重要で、裁判というのは凄く個別具体的に、この人はどうかな？ということで出す訳じゃないですか。おそらく、この裁判は、この人はもう女性に見えるし、身体全体が女性に見えるんで、実際に違和感ないよねというところから判断してると思うんですけど、いちいち毎回全員が訴訟しなければならないとなりますと、もの凄いお金と年数がそれぞれにかかる訳です。そこは法律である程度集約をした上で、ある程度多くの人に該当する要件を作って、法律でちゃんと定めないと、全員が裁判しなきゃならないというと大変苦しい。色んな法律を作っても例外は当然出る訳です。その例外を裁判で争うことにして、原則というのを作っていかないと大変ですよね。」
トラウデン氏「その中でも社会の側も、どのように変われるか？が模索し続けないと。法律と共に。」
藻谷氏「たまたまそう産まれた人の個人の責任で変わったことですというのは間違いで、アレルギーと同じで、昔は非常に多くある話だったんですね。個人の責任にせずに、社会全体で、きちんと基準を作っていくべきですね。」
小川アナ「社会、そして法律、どう変わっていくのか？というところで、政治の動きなんですけれども、戸籍上の性別変更を巡っては公明党が先週、特例法の見直しに向けた見解を示しまして、秋の臨時国会での改正案の提出も視野に議論を進めていきたいとしています。」
最先端宇宙ビジネス議論へ
馬渕磨理子氏(経済アナリスト)
・宇宙発想の技術は一般の商品にも応用
・多くの日本企業が宇宙ビジネスに参画
・実務レベルの交流からビジネスの芽も
堤アナ「宇宙には、地球や人類が抱える課題を解決するためのカギが、たくさんあると言われています。宇宙開発が進むことで、私たちの暮らしや地球の未来が、より明るいものになることを期待したいです。」
マルコメ あおさの陸上養殖に成功
鈴木智子氏(一橋ビジネススクール教授)
・地球温暖化によるリスク「食糧不足」
・フードテックは食品の可能性を拡大
・政府の後押しもあり取り組みが加速
堤アナ「温暖化などで自然のあり方が変わってきています。今回のような取り組みが食材の安定した供給につながるのかもしれませんね。」
各局別
NHK：ニュースウオッチ9
テレビ朝日：報道ステーション
テレビ東京：WBS
日本テレビ：NewsZERO
TBS：news23
フジテレビ：Live News α
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？