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2022/1/28 世界文化遺産 国内推薦候補「佐渡島の金山」見送りから一転 推薦で最終調整へ

2022/1/28 夜のニュース比較、文字起こし

新型コロナ

NHK:ニュースウオッチ9
【新型コロナ 感染急拡大「当たり前」の生活を守るためには】

田中アナ「これまでの生活の中で当たり前と思っていたことが成り立たなくなりつつある現状には危機感を覚えます。ただ濃厚接触者の待機期間の短縮には限界もあります。東京では今の水準で増え続ければ、来週には1日あたりの感染者は2万4千人を超えるという分析が出ています。社会の機能を維持していくために、私達に出来ることは感染対策を徹底することしかないようです。」

日本テレビ:Newszero
【東京 自宅療養6万人超「自分で健康観察」】

有働アナ「今回の変更は保健所などの負担を減らすためのものですけれども、大切なのは自分の体ですので、少しでも不安に思ったら、すぐに相談をしてください。」

テレビ朝日:報道ステーション
【神奈川県 自主検査の陽性判明で自主療養始める仕組み開始】

徳永アナ「神奈川県の新たな取組み、どんな風にご覧なりますか?」
梶原みずほ氏(朝日新聞 編集委員)「本来は病院が診療するというのが理想だと思いますけれども、今後他の自治体も神奈川県のようなことになっていくことが十分あると思いますね。その時やっぱり重要なのは、検査キットがまた足りなくなるかもしれないと混乱を招く恐れ・不安があるということですね。政府はこの目詰まりを解消するために、メーカー側に買取保証をして、1日80万回分の検査キットを供給出来るように増産を要請している訳ですけれども、一方でメーカー側は使用期限が1年ということもあって、多くの在庫を抱える訳にはいかないし、今は人員が足りていない状況で、急な増産というのが非常に難しいという理由があるんですね。今週イギリスでは行動規制撤廃したばかりですけれども、イギリス在住の人に取材をしましたら、一部の地域では学校での感染者がまた増えてきてるということなんですね。ピークが過ぎても検査キットを使って、自分で診断出来るようにするということが非常に重要だということなんです。日本も来週以降また更なる拡大の可能性ありますから、短期的にも、そして長期的にもやはり検査キットの確保というのが大事なポイントになると思います。」

テレビ東京:WBS
【「間もなく日常生活再開」 ファイザーCEOの“3点セット”】

佐々木アナ「今日は新型コロナの感染者、全国で初めて8万人を超えました。政府も濃厚接触者の期間を短縮するというような措置は取っていますけれども、今改めて何が求められるのか?ですね。」
山川龍雄氏(解説キャスター)「これは最近ファイザーのCEOがメディアのインタビューに答えたものなんですが、“間もなく通常の生活を再開できるだろう“と予測した上で、検査、効果的なワクチン、自宅での一次治療、これは飲み薬を指す訳ですが、この3つが全て揃うのは大きいと答えている。世界の先進国はその方向で進んでいる訳ですが、翻って日本はいつこれが確保出来るのか?ということですよね。」
佐々木アナ「今、もうそれこそ検査キットですとか、それからワクチンが足りないという話にまだなっていますよね。」
山川氏「政府はこの3点セットの確保に全ての力を注いで欲しいし、それがいつ頃の目処なのかを示してほしい。それがわからない中で、協力ばかり求められるから、国民はストレスが溜まってる訳で、みんなコロナと根絶出来ない中でいかに共存して日常生活を取り戻すか、それがいつになりそうなのかを知りたい訳で、そういう意味では早く政府にゴールの時期を示してもらいたいと思います。」
佐々木アナ「そのゴールを示すことが出来ない間は感染対策をしっかり取るしかないということですよね。」

国際

NHK:ニュースウオッチ9
【米国 バイデン大統領「ロシアのウクライナ侵攻2月の可能性も」発言】

星アナ「国連は平和の祭典であるオリンピック・パラリンピックの開幕に合わせて、今日から世界のあらゆる紛争の休戦を呼び掛けていて、その共同提案国にはロシアも含まれています。」
田中アナ「そのロシアからは軍事侵攻する意図はないという声が聞こえてくるんですが、ウクライナを東から、そして南北から取り囲むようなロシア軍の配置は稀に見る軍事的圧力だと指摘する声もあるんです。予断を許さない厳しい状況が続いています。」

政治

【政府 世界文化遺産に「佐渡島の金山」推薦へ】
NHK:ニュースウオッチ9 

田中アナ「これについて韓国外務省報道官は早速強い遺憾の意を示しています。世界文化遺産の登録に向けては、日本側としては誤った主張で受け入れられないと説明し、広く国際社会に理解を求めていくことになります。」

テレビ朝日:報道ステーション

徳永アナ「世界遺産の登録への申請なんですけど、どのようにご覧なりますか?」
梶原氏「本来世界遺産というのは未来へと伝えるべき人類共通の遺産という大きな視点で考えるべきものなんですけれども、今回岸田総理が方針転換した理由というのは、党内力学が絡んでいて、岸田総理としては申請するにしてもしないにしても、どちらの選択でもプラスとマイナス面、両方大きかったと思うんですね。1週間ほど前にVTRにもありましたけれども、安倍元総理が論戦を避ける形で登録申請しないのは間違っていると、こういう発言をしました。やはり岸田総理としては半年後に参院選を控えていて、外交的に及び腰だと見られてしまう。そうならないように自民党内、そして支持者に配慮した形だと思います。」

SDGs

テレビ朝日:報道ステーション
【<未来をここからプロジェクト>「障害者支援」最新テクノロジー AIで自動走行“スーツケース”】

徳永アナ「どのような状況の人にも役に立つということですよね。でも、この浅川さんのように不慮の事故によって本当に悲しくて大変だったと思うんですけど、その大変さとか不便さみたいなものを自分で解決しよう、訴えて実行してるというのが、本当に凄いことですよね。」
富川アナ「凄いパワーですよね。」
梶原氏「やっぱり障害のある方が外に出やすくなるとか、社会で生きやすくなるというのは、我々みんなが暮らしやすい社会、目指していくことだと思います。」

テレビ東京:WBS
【サントリー 2030年目標で再生ペットボトル100%へ】

佐々木アナ「心掛け次第で効率が上がるんですね。」
田中アナ「そうですね。家庭から出るペットボトルというのは、綺麗で分別されているものが多いんですけれど、外出先ですと飲み残したまま捨てられることも多いのが課題だということです。」 

その他

【総務省 2021年の人口移動報告発表 東京23区 初の転出超過に】
NHK:ニュースウオッチ9 

中道アナ「今後について専門家の見方は様々でした。ただ見通しに関わらず、私達がこの先、どこで、どのように生活していきたいのか?問われているように感じました。」
田中アナ「今日明らかになりました人口移動の特徴を見ますと、どこで暮らしたいか?という人々の意識と行動に、コロナが影響を与えているのは確かです。東京一極集中の問題はこれまでも課題となってきましたが、コロナ禍の今、今後を考える一つの機会になるのかもしれません。」

フジテレビ:FNN Live News α

石倉秀明氏(キャスター 取締役CRO)
・地方ではなく東京近郊“便利なエリア”へ
・働き方や教育に直結「都市機能」の差
・自然や食べ物だけではない誘致戦略を

小澤アナ「東京一極集中というのは緩和されつつある一方で、東京から離れて住んでみよう、働いてみようと思う人を地方にまで呼び込むためには、住む人の立場に立って、住む人のライフスタイルに適応した街づくりをしていくことが大事になってくるのかもしれません。」

フジテレビ:FNN Live News α
【警察庁 サイバー特別捜査隊発足へ】

小澤アナ「サイバー警察局を新設ということですが、このニュースどう見ていますか?」
風間晋氏(解説委員)「重大なサイバー攻撃は海外からプロの集団が仕掛けてくる事例も多く、日本全国どこでも攻撃対象になるため、全国を管轄する専門部隊が待たれていました。最近ではランサムウェアが日本各地の医療機関に送り付けられ、病院のシステムがダウンし、電子カルテが閲覧出来ず、診療や新規患者の受入れにも実害が出ています。病院や重要インフラなどがサイバー被害にあうと、即座に住民の日常生活にも影響が出ます。去年アメリカの石油パイプライン会社が4億8000万円相当の身代金を払った事件では、経済の混乱を避けるために身代金を払い、程なくFBIがその大半を取り戻しました。特別捜査隊の本部には捜査なんでしょうけれども、FBIに匹敵する総合的な対応力を期待されるところです。」

【<αism~イノベーション2.0~>車窓でタイムトリップ 新感覚バスツアー】

松江英夫氏(デロイトーマツグループ CSO)
・“時空を超えた体験“で歴史の価値を変える
・「地域の歴史」XRで再現→経済価値に
・アニメとも親和性・・・世界からリピート需要も

小澤アナ「新しい角度の視点を提供してもらうことで、同じ場所でも何度も楽しめるようになるバスツアーだと思います。実際に旅行に行く時でも、あらかじめ下調べをしておくと、更に楽しくなるといった経験がありますが、それぞれの場所に眠る物語を知ることで歴史自体への興味が深まったり、その土地を更に好きになる、親しみを持つきっかけになるのではないかと感じました。」

テレビ東京:WBS
【IMFが指摘 日本成長には賃金上昇が必要】

佐々木アナ「IMFは賃金の上昇が鍵だと指摘した、ということなんですが、今年どうなるか?ですよね。」
山川氏「そうですね、春闘も始まりましたけれども、この春闘の毎年の賃上げ率ですね。推移したものをご覧頂くと、途中で官製春闘というのがあり、安倍政権になってから口先介入をやって、これについていかがなものかという批判もありましたけれども、やはり平均してみると官製春闘の方が率は高いんですね。その中で今年も岸田政権、経済団体に要望を出してますけれども、去年かなり低かったですけれど、去年よりは上がるんじゃないかという風に見ています。」
佐々木アナ「ただ生産性の向上を伴わないとダメなんだ、ということなんですよね。」
山川氏「そこがポイントで口先介入だけでは限界がある訳で、今もあったように生産性の向上が伴った賃上げじゃないと持続性がない訳です。つまりIMFも“成長なくして分配なし“と言っている訳ですよね。」
佐々木アナ「はい、そうですね。そして、IMFは日本のリスクとして、物価上昇を指摘している、と。これは今、世界的にも注目が集まっている動きなんですけれども。」
山川氏「これは日銀自身が調べているもので、仕入れ価格と販売価格のDIというんです。上に行けば行くほど、仕入れ価格が販売価格を上げようとしていることなんです。これの下の方の線、そこがかなり0から上がっている。実はこの水準って30年ぶりくらいの上昇なんですね。何を指してるかって言うと、仕入れ価格が上がってるのに応じて、販売価格にちゃんと転嫁させようという意識が強まっているということなんです。」
佐々木アナ「ですから、日本企業って値上げに及び腰だと言われていますけれども、今回はもしかしたら本当に上がっていくかもしれないということですか。」
山川氏「そうなんです。このままだとコストプッシュ型のインフレになる可能性もある訳で、だからこそ余計に賃上げ上昇を伴ってないと、家計が圧迫されて、結局消費の減少に繋がってしまう。IMFもそこが心配なので、“賃上げを伴った“と強調してるのは、警鐘を鳴らしているという意味でもあると思います。」

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