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神功皇后が三韓征伐の帰途「宇佐八幡神社」「衣奈八幡神社」石清水八幡宮別宮【和歌山】【日高】

小学校の横に神功皇后が三韓征伐の帰途に立ち寄り、休息された跡地に社殿を建立。境内の楠の巨木がご神木として祀られ、秋に行われる「由良祭」は、多くの人で賑わうそうな。

変更履歴
2022/04/18 初版

▼HP ※なし

▼アクセス

宇佐八幡神社:和歌山県日高郡由良町里169
衣奈八幡神社:和歌山県日高郡由良町衣奈669

▼祭神

○宇佐八幡神社
主祭神:八幡大神、住吉三神、大国主神
配祀神:天児屋根命、蛭子神、オオヒルメ(アマテラス別名)、大己貴神、皇大神、迦具土神、金山彦神、大将軍神、菅原道真公、市杵島姫神、国常立尊、大山祇神、高皇産霊神、倉稲魂神、須佐之男神、建御雷之男神
○衣奈八幡神社
祭神:八幡神
   天児屋根命、国常立尊、仲哀天皇、大山津見神、
   事代主神、大将軍神、菅原道真公、崇徳帝、倉稲魂神、
   天照皇大神、市杵嶋姫神
 合祀社: 若宮八幡神、武内宿禰神、天満天神、住吉社、子安社、牛王社、松殿社、弁財天社、金刀比羅社、石清水社、西宮社、山神社、稲荷社

▼見どころ

▽宇佐八幡神社

クスノキがあり、後ろは由良小学校です。

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最後に平石というものがあり、昔は平石まで入江であったと『蓮専寺記録』に記されている。つまり、ここらあたりまで海だった!

▽衣奈八幡神社

海部郡衣奈荘(旧衣奈村・白崎村)の氏神である八幡三神を祀る。最後の階段を上ると割拝殿で、社殿の傍に瑞石「胞衣塚」という安産の守石がある。

神功皇后が三韓征伐の帰途大引の豪族岩守に案内され、そのしつらえた衣奈の宮に休息された遺跡に社殿を営んだもの。

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石段を登り切ったところに楼門、その先に本殿が見える。

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社殿の傍に瑞石「胞衣塚」という安産の守石。
三韓征伐に赴いた神功皇后は、その途中に応神天皇を出産。応神天皇(誉田別命(ホンダワケ))の胞衣を埋めたところに、八幡神社を勧請した。

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安産の石と言えば京都・月読神社ですね。

境内に神功皇后ゆかりの安産信仰発祥の石「月延石」がある。この石は元は筑紫にあり、神功皇后が応神天皇を産む際にこの石で腹を撫でて安産し、のち舒明天皇の時に月読神社に奉納されたらしい。
「戌の日」に安産の特別祈祷が行われ、祈祷後、名前を書いた「安産祈願石」を月延石の前にお供えして安産を祈願するとよいそうな。梅宮大社でまたいでここに来れば完璧かな。

さて、行きはよいよい帰りは恐い・・下りの方が怖いな・・。

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アリの巣久しぶりに見た。

▽法林寺@衣奈八幡神社の別当

和歌山県日高郡由良町衣奈310。衣奈八幡神社の別当寺が六坊あり、その1つとされる。残念ながら、現代風のコンクリート堂である。ただ、衣奈八幡神社・極楽寺の護摩堂が移築され、十一面観世音菩薩立像、阿弥陀三尊立像などが安置されている。

▼セットで行くところ(旅行記)


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