国宝!日本最古の大社造「神魂神社」は大庭の大宮と呼ばれる出雲重要地!意宇六社!
神魂神社の本殿@国宝までのアプローチが好き。天穂日命がこの地に天降って創建した神社とされ、出雲大社と繋がりが強く独特の雰囲気。しかし、延喜式や出雲国風土記など記されていないので、平安時代中期以降創建とされる。ただ、出雲国府に近く、天穂日命の子孫が出雲国造として25代まで「熊野大社」と「神魂神社」の宮司を務めていたそうな。そういう謂れから天穂日命が、高天原から葦原中国(地上)に天降った際に創建した神社ともいわれている。
ちなみに700年代から、出雲大社の出雲国造が危篤状態になったときは、ここに向けて使者が送られ、神火相続(おひつぎ)の準備を催促する。お亡くなりになると、新国造が来て、神火を貰い、比叡山・延暦寺と同じく、消えないように持って帰り、死ぬまで消えないように守り、この火で食をするなど生活をする習わしが最近まであった。これが終わったら、葬儀になるそうな。
変更履歴
2022/09/22 7年ぶりに参拝したので写真増量
2022/02/17 初版
▼HP なし
▼アクセス
島根県松江市大庭町563
▼祭神
主祭神:イザナミ(伊弉冉尊)
合祀 :イザナギ(伊弉諾尊)
▼見どころ
出雲国造家は出雲大社の祭祀を執り行うためにこの地を離れるが、その後も「神火相続式(火継式)」や「古伝新嘗祭」では神魂神社に参向しているそうな。そんなこんなで、神魂神社と出雲大社は今も深い繋がりがある。
参道の階段を登り切ると拝殿が見えてくる!
下を見ると結構な高さだなと思う・・。
本殿は国宝です。出雲の神社でここが一番好きです。 出雲朝廷のもと、国造として祭政を執った場所である。本殿は1583年再建しており、日本最古の大社造。
芸術が爆発だ~の岡本太郎氏も絶賛の本殿ですね。高さは出雲大社の半分で13m。
本殿右側には摂社・末社がある。手前から熊野社、伊勢社、杵築社です。
--------↓2022/09/22
境内右奥から攻めます。
手前から熊野社、伊勢社、杵築社です。
熊野社です。熊野社と繋がりが強いので社殿も大きめ!?
最後の杵築社は今の出雲大社になります。
--------↑2022/09/22
本殿背後を通る。
本殿左には末社・貴布祢神社と稲荷両神社が二間社流造になっており重文である!
下を見ると稲荷が・・。
回り込むと貴布禰社、稲荷社がある。
その他、境内には外山社、荒神社、蛭子社、武勇社、秋葉社がある。
最後に「杵築社」は今の出雲大社ですね。出雲大社という名称は明治時代からで、それまでは「杵築大社」でした。ということで京都に「元出雲」があります。
帰りはそのまま女坂から帰ります。
▼旅行記
↓NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。
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▼セットで行くところ
↓NOTE版はこってり。↓じゃらん版はあっさり。
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