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導きの神「猿田彦神社」サルタヒコ💛アメノウズメ【伊勢神宮】

天孫降臨によると、天照大神(アマテラス)の命を受けた孫・瓊瓊杵尊(ニニギ)を高千穂へと導いたのが猿田彦大神で「みちひらき」から、人生を良い方向へ導いてくれる神。天孫降臨時、サルタヒコの顔が怖くて一同引き返す。そこで度胸のよいアメノウズメが対峙し、無事今の日本につながるのだが、この2柱は結婚して今の三重に住んだとさ。

変更履歴
2021/12/31 初版


▼HP

▼アクセス

三重県伊勢市宇治浦田2-1-10

 ここは専用駐車場も持っているので内宮が混んでいて駐車場待ちするならば、ここに停めるのも手です。この神社だけの参拝の場合、時間内なら無料になったかと。

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▼祭神

※後述「▼見どころ」参照


▼見どころ

 導きの神様「サルタヒコ」と、妻であり芸能の神様「アメノウズメ」を祀る内宮近くの神社。

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 ということで夫婦を祀る神社なので、地元の方は結婚式を挙げる人も多いのでしょうね。私の結婚式は京都・下鴨神社で地元の参拝客から「おめでとう~」と声を頂いたので、ここでもやってみたら・・・反応薄い・・郷に入れば郷に従え!?(2017年参拝時。)

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▽方位石=古殿地

自分の干支に手を当てるのもよし!願うもよし!ただ、ルールは手のひらで石に刻まれた文字を押さえる。心を鎮め気合いを入れ、手のひらに文字が刻印されるほどグッと強く押さえるのがコツだそうです

・仕事運を上げたい人・・・「亥→卯→未」の順
・金運をアップしたい人・・・「巳→酉→丑」の順
・精神的な安定や財産を手に入れたい人・・・「申→子→辰」の順
・人気や才能を高めたい人・・・「寅→午→戌」の順

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↑2013年↓2017年ですね。

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 八角は方位を意味し、猿田彦大神の方位除の御神徳を仰ぐものだそうです。拝殿・本殿も八角が多いです。

▽拝殿・本殿 祭神:サルタヒコ

 由緒書きでは「さだひこ造り」とされている。サルタヒコ=方位=八角で表現しているので独自様式だということだろうか。

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 本殿背後から見ると千木は内削ぎで鰹木は偶数になっていました。サルタヒコは男神なので、本来は外削ぎ&奇数ですが、伊勢仕様ですかね??
 内宮所管ではないですけど内宮仕様なのかな。

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▽御神田

 なんか境内のMAPが充実されており、2013年は気付かなかった御神田があることに気づいた。内宮、別宮の伊雑宮といい、田を持つ神社が多いところも伊勢地方の神社の良いところ。本殿右から裏手に続く道があります。

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 毎年5月5日に御神田祭が行われる。この三重など尾張氏周辺ではアマテラスとは別に「古代太陽神」という摂社・末社がある。その正体はサルタヒコだと個人的には思っている。

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▽境内社:佐瑠女神社

 祭神は「天宇受売命(アメノウズメノミコト)」。
 天孫降臨で、アマテラスが「天の岩戸」にお隠れになったときに、上半身裸で踊り狂い、八百万の神が爆笑させた神様で「芸能の神」で有名。
 と同時に、天狗の顔をした怖い顔のサルタヒコに対してアマテラス・オモイカネから度胸を買われ、最初に対面した神様でもある。そして、サルタヒコと結婚した。名前に「猨女(サルメ)」を与えられる。

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▽その他

 宝船の形をした石。大神神社など古社でよく出る「富を象徴する白蛇」が乗ったように見えることから縁起が良いとされる。

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 2020年の参拝時は、いつもより人で賑わっていた。過去は参拝者が少なく、結婚式が行われているイメージなのだが。。導きの神「サルタヒコ」に転職相談に来ている人が多いのか(笑)??

 猿田彦神社に車を置いて内宮に行くつもりだったが、ここの駐車場は30分まで300円で、以降30分ごとに300円増える価格設定になっていたので、お隣の市営駐車場に向かった(2020年情報)。

▼セットで行くところ(▼旅行記)


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