甲賀三大仏の1つ「大池寺」京都の庭相当?蓬莱庭園【甲賀シリーズ】
甲賀三大仏は釈迦、薬師、阿弥陀の丈六3如来を指し、その一つがここです。庭園もよい感じです。
変更履歴
▼HP
▼アクセス
滋賀県甲賀市水口町名坂1168
▼本尊と脇時
※後述「▼見どころ」参照
▼見どころ
禅寺。本尊は釈迦如来像は行基の作といわれ、一彫りごとに三拝したと伝わる「一刀三礼の釈迦丈六坐像」と呼ばれる仏像で存在感と保存状態も良い。寺伝では、奈良時代末期にこの地を訪れた行基が、現在も寺の周囲にある4つの大きな溜め池「心字(しんじ)の池」を造り、そのほぼ中央に本堂を立てたのが寺の始まり。寺名もこのことに由来しています。
そして、その書院にある「蓬莱庭園」こそ「大池寺」のシンボル的存在であり、京都人も唸る名庭園です。
京都・三千院の某寺の風景がここにもあった。擽楽寺で宣伝したせいか、甲賀3大仏に参拝する人が多かった。さて、この寺は仏像より庭ですね!!いや~綺麗だし、独占できるし、ゆっくり見られるのがよい。
「蓬莱庭園」は観賞式の枯山水庭園で、江戸時代初期の寛永年間に小堀遠州が作庭したものとされている。実は大海原に浮かぶ宝船を模しているそうな。書院の正面にある2段の大刈り込みは、海の大波・小波を表し、中央の刈り込みは白砂で表した水面の上に宝船を浮かべた姿とされている。
春夏秋冬様々な表情を見せる「蓬莱庭園」が年間で一番美しいとされるのが、5月下旬から6月中旬にかけてのサツキの咲く頃で、紅白数種類が入り乱れて咲く「蓬莱庭園」の美しさは訪れた人が時を忘れて見入ってしまうほどとか。
京都有名寺では人だかりの庭園が多いが、ここは人が少ないゆっくり見ることができる。また、寺の人が解説をしてくれるのが良い。
茶室です。なかなか京都でもここまで色々な部屋を見せつつ、庭を数種類持つのも珍しいのではないかな。
境内には「水琴窟」があったり、見どころが多い寺。それぞれのところで解説を聞くことができるため、時間に余裕をもって参拝することをオススメする。
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