見出し画像

国宝・大塔!重文も多い隠れスポット「根来寺」新義真言宗

9:10から開きます。紀州徳川家から拝領した名草御殿(なぐさ)に面した庭園で、国から名勝指定され自然の滝と池を配した庭園です。木造の多宝塔で日本で唯一の国宝あり!

画像56

変更履歴
2022/04/22 初版

▼HP

▼アクセス

和歌山県岩出市根来2286

▼本尊と脇時

※口述「▼見どころ」参照

▼見どころ

画像3

▽本堂・大伝法堂@重文

 大伝法堂に大日如来@重文、金剛菩薩@重文、尊勝仏頂@重文の珍しい三尊を安置する。この三尊は豊臣秀吉の焼き討ちを免れたもので、大日如来と金剛菩薩の墨書から1387年から1405年の制作と判明した。尊勝仏頂は初めて見仏した。見仏をしている人はすぐに室町時代だ!とわかるでしょう。ただ、でかい!!想像以上にでかい!!
 と同時に、京都にもこれぐらいの室町時代の仏像があったのだろうな~と思った。たぶん、このクラスの大きな仏像は焼けたのだろうなと・・。

画像4
画像7
画像8
画像5

▽多宝塔@国宝

国宝です。木造の多宝塔で日本で唯一の国宝指定で、内部に入ることができます。円筒状の塔身に方形の裳階を付けた構造で裳階内部の内陣も円筒状の形状となっている。

画像9
画像10
画像11
画像12

写真NGです。内陣に入るのもNGです。下の写真は寺内の看板です。

画像45

▽大師堂@重文

 この寺で最も古いお堂です。毎月21日に法要があります。言うまでもなく、弘法大師・空海の本尊になっています。

画像13
画像16
画像14
画像15

本堂、大塔、大師堂を後にして境内左側に移動する。

画像17
画像18

▽本坊(光明殿@重文、行者堂@重文、聖天堂@重文)

 ここからは堂内拝観した後に、外から拝観した写真を混在させて説明します。

画像20

 まずは常光明真言殿が正式名の通称・光明殿です。ここから内部拝観できます。別料金は取られないので行きましょう!

画像22

 一番手前に名称庭園ですが、先にお堂を巡ります!

画像23
画像24
画像25

 外からの風景は下の写真です。桜の時期は綺麗なようですね。

画像43
画像44
画像47

光明殿を抜けると、行者堂と聖天堂に続きます。

画像26

途中、阿加井がありますね。

画像27
画像28

阿加井といえば、三井寺、石山寺の印象が強いですね。

画像29

 役行者坐像が安置されています。で、でかいですね・・吉野の神社仏閣相当の大きさです。

画像30

外から見た行者堂と歓喜堂です。歓喜堂前は池で池の真ん中に島があり社があります。弁財天orイツクシマですね。

画像46
画像31
画像32
画像33
画像34


画像35
画像36


画像21



画像37
画像38
画像39
画像40
画像41
画像42




▽九社明神

画像48
画像49
画像50


▽身代わり不動尊:不動堂@重文

画像19
画像6
画像1

 根来寺の外れに身代わり不動明王を安置するお堂がある。お堂が見えたら左側に周ると覗き穴があり、覗くと不動明王立像が現れる。

画像2

 この背中合わせで本尊・不動明王がいる構成ですね。詳細は後述で。
 不動堂手前には鎮守社・春日明神堂 -があり、春日明神堂の向かって右後ろの石段を上がった高台に金毘羅宮がある。

画像51

 不動堂@重文ですね。不動堂の本尊は、錐鑽不動(キリモミ)です。「きりもみ不動」「身代わり不動」と言われている。

画像52

 不動堂の奥には珍しい八角堂にあり、須弥壇には五大不動明王が安置されている。本尊は「キリモミ不動明王@重文」で年2回(初会式と夏会式)で開扉される秘仏。周りには、右から降三世明王、軍荼利明王で、左に大威徳明王、金剛夜叉明王となっている。

画像53

 外陣左右に愛染明王坐像と文殊菩薩坐像を安置している。左側には七福神ですね。

画像54

▼大門@重文

 根来から和歌山市内で下道で移動すると出会えるかと思います。

画像55


▼旅行記(▼セットで行くところ)

----
#根来寺
#神社仏閣
#仏像

#和歌山
#岩出

#国宝



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?