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東漢氏!百済から渡来した阿智使主が居住した地「於美阿志神社・檜隈寺跡」【飛鳥シリーズ】【明日香シリーズ】

国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区の北側。式内社・於美阿志神社に比定される古社で、応神天皇の時代に百済からの渡来した氏族・阿智使主(あちのおみ)の居住地跡。一族が当地に桧隈寺を営み、その鎮守社とし、祭神は、その阿智使主夫妻という珍しい神様を持つ神社。

変更履歴
2022/07/21 初版

▼HP なし

▼アクセス、祭神・本尊と脇時

※後述「▼見どころ」参照

▼見どころ

 国営飛鳥歴史公園キトラ古墳周辺地区の北側。奈良県高市郡明日香村大字檜前字ヒガキ阪594に鎮座。

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▽於美阿志神社(おみあし)

 式内社・於美阿志神社に比定される古社で、応神天皇の時代に百済からの渡来した氏族・阿智使主(あちのおみ)の居住地跡。

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於美阿志神社・檜隅寺跡(境内の案内より
 桧隈は、百済から渡来した阿智使主(あちのおみ)が居住したと伝えられ、於美阿志神社はその阿智使主を祭神とする。桧隈寺跡は、その神社の境内にあり、塔・講堂と推定される建物跡をのこす。「日本書紀」天武天皇朱鳥元年の条に桧隈寺の寺名がみえ、寺跡からは、7世紀末の瓦が出土する。現在塔跡にある十三重石塔は上部の一部を欠いているが重要文化財に指定されている。

 一族が当地に桧隈寺を営み、その鎮守社とし、祭神は、その阿智使主夫妻という珍しい神様を持つ神社。

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 拝殿の脇からの本殿。十六菊が社殿にありますね。

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境内の小さな摂社がある。

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▽檜隈寺跡

 伽藍配置は塔の北に講堂があり、南に金堂を置くという特異な配置であり、工法は近江・山城・朝鮮半島の寺院で多く用いられていることから、日本に技術を持ち込んだ東漢氏の氏寺とされる。現在は於美阿志神社となっている。

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 神社横に「石塔婆@重文」があります。って、重要文化財です!?

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▼旅行記


▼セットで行くところ

▽奈良

▽桜井

▽奈良⇔京都・南山城

▼仏像展


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