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ヤンゴン、福島、茨城で繋がる

距離を超えてつながる


今日は福島・茨城・ヤンゴンの小学校6年生を対象に、かるたイベントをしました。
コロナ禍、長い間、対面での授業ができなかったのはとても辛いことでしたが、こうして物理的な距離を超えてつながり、学びの場を広げていくことができます。どんな時も「今日が一番新しい日だ」と改めて感じます。

今回は、これまでのヤンゴンかるたのイベントとは違い、クーデターについて一切触れませんでした。ミャンマーの人口や国土面積、お米の生産量などについての基礎知識をクイズで確認した後、ヤンゴンの説明やご当地クイズを交えながら、ヤンゴンかるたの早押しオンライン対戦をしました。

答えは130以上です

ヤンゴンの生徒さんから、ミャンマー語の挨拶や好きな食べ物を教えてもらったり、それぞれの学校や地域の特産物を教えてもらうなど、とても楽しい時間を過ごしました。特に、茨城の特産品が栗ということや、福島の「希望の桜」については初めて知りました。私も福島と茨城に行って、実際に皆さんにお会いしたいな、と思いました。

結構盛り上がりました

私たちみんなで未来をつくる


今日一緒にオンラインを通して交流した12歳の生徒さんは、ミャンマーという国をきっと身近に感じていると思います。
今日知ったことを、お友達やご両親にお話ししたり、ミャンマー料理を食べてみたり。その連続が日本とミャンマーの未来をつくっていきます。
ふとしたときに、今日のことを思い出してくれたら嬉しいです。クーデターでいま苦しんでいる人々のことを伝えることは大事ですが、学校現場では、年齢、公立・私立の方針によって、政治的な話は難しい場合もあります。
クーデターの話を直接伝えなくても、平和な日常を知ることで、ニュースで伝えられる現在のミャンマーの状況について、考えるきっかけになってほしいと願って、今日小学生の皆さんにお話をしました。
これからも、学校や地域のイベントを継続していきたいです。
                            (野中優那)


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