天の図書館=アカシック・レコード(1)

聖書には『いのちの書』(詩篇139:16、69:28、黙示録3:5)が出てくるが、これもまたアカシック・レコードの断片であろう。なにせアカシック・レコードには、生まれてから死ぬまでのすべてが載っているのだ。死ぬことになる日が記載されているだけではない。

アカシックレコードとの言葉は、ブラヴァツキー夫人(1831〜1891)が言及したのが最初の用例のようだ。サンスクリット語の『阿迦奢』(アーカーシャ)が語源である。その後は、シュタイナー教育で知られるシュタイナーも巻き込んで一大ムーブメントになっていった。

だが、言葉は違えど、ユダヤ教のカバラではもっと昔から「そう言ったものが存在する」と言い伝えられていた。天の図書館とか宇宙の図書館とかと考えられていたし、「そこには知りたい情報がなんでもある」とされている。映像・音源・書物と、アクセルする人にとって使用しやすい方法で閲覧できる。

現代はインターネットがあるから、過去になったことならば記録が残っている。これがアカシック・レコードとなると、未来に至っても予想されることが載っている。瞑想をしている時に映像として見たりする人たちも居るし、予知夢として見る人達も居る。私は、予知夢で見たり、突然ひらめいたりするほうだ。

養父は「大連に居た時代に、ラビ・スルツキーから教わった」と言っていた。若い頃の養父はユダヤ教で成功しようとしていて、「ラビになる勢いで勉強していた」とのことだった。ラビになっていたのならば、アカシック・リーディングができても問題無かっただろう。

眼をつぶると、知りたいことについての映像が浮かんでくるらしかった。未来に私が出会う人達について、その苗字を言い当てることがあった。「このことについて、他の人達には言わないでくれ。仕事が無くなる」と言っていたが…。「松果体が関係しているんだ」とも言っていた。

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