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バイト鬱鬱走れメロス

久しぶりにバイトに行けた。大学の試験期間とか就活とか、鬱の症状が出て身体壊したのが重なってめっちゃ疲れた。

バイト先は今、30歳のフリーター、就職できなくてアルバイトしてる2コ上の先輩、新卒で入った会社辞めてバイトに戻ってきた人、この年上の男性3人がメイン労働力になってるから、いつも誰かとシフトが被ってる。辛い辛い。だいぶ気まずい。

それに将来とか大学とかのストレスで躁鬱の症状がでてくるようになって、追撃として、彼女に逃げられるように別れられて精神的に参ってる。だから、そのことばかりを考えてしまわないように、色々な考え事をして気を紛らわしている。

いろいろ考えてみてる

「地方都市」って言葉の響きいいな。「言葉の響き」って言葉の響きめっちゃいいな。「地方都市って言葉の響き」って言葉の響きめちゃくちゃ良いな。

乳酸菌ドリンクを買ってる人を見かけると「乳酸菌は健康的かも知れないけど、めっちゃ砂糖入ってるから効果はマイナスなんじゃないですか?」って心の中で問いかけてる。他にも、一日分のビタミン配合だとかカルシウム含有量1000mgだとか、それって消費者の罪悪感を軽減させるためにマーケティングされたり、ふつうに考えれば健康的ではない商品ですよ!?

こうやって色々考えてると案外気は紛れるもので。インターネットで習得した冷笑と、本来のひねくれた性格がこんなに役に立つとは思ってもなかった。


そういえば『走れメロス』のメロス、クソ野郎だよな。

王様や友人との約束を果たすために、精魂尽きながらも走りに走った勇敢な人物、という評価を受けてはいるけれど、よく考えたら全然マイナス。

・王城への侵入や武器の所有など
・友人を人質にする
・妹の結婚式を前倒しにした上、ほとんど参加しない

王様と友人と妹や村人たちに迷惑をかけてる。

昔に読んだ作品だから細かいディテールまでは憶えていないけれど、メロスの悪行はあまりあるし、余罪はまだまだ沢山あると思うし、今回は王様に楯突いたから裁かれそうになったけど、本来は法で裁けないクソ野郎だと思う。たぶん村の人たちも困っていたのでは?と思ってしまう。

自分の正義のために他人を巻き込んでしまう人だなと思う。
この巻き込みは振り回すほうの悪いやつで、決して、勇気を与えたり感化されたりするほうの良いやつじゃない。

「友人を助けるために、メロスは走った」

でもそれって自分で撒いた種を処理したでは? 自分の尻拭いを自分ですることは大事。それは偉い。だけど、そもそもの原因はお前だよな?

”””反逆罪にでも問われる罪を犯して、友人を身代わりの人質にした”””
という前提にあるメロスのクソ要素は消えないですよ。雨が降り止まぬなかヤンキーが捨てられた子犬を拾う、あれと一緒では?

真面目に生きている人のほうが絶対に称賛に値するから。秩序を壊さないで



そういえば、安住紳一郎さんの『走るなメロス』のエピソードめっちゃいいな。今でもたまにショート動画の無断転載が流れてくる。走れメロスを見ると自動的に走るなメロスも思い出させてくれる

安住さんのラジオの日曜天国はめっちゃ面白いし、安住さんのトークを聴いてると落ち着く。

なんだか胃のあたりが温かくなってくるような心持ちになっていい。

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