2015.02.09 隣国まで巻き込みかねないトランスフォーム感

K子の家に来ると、10回中9回、つまり90%という異常的確率でもってM男とK子の彼氏がおり、タバコを吸ったりロクでもない話をしたりと、本当に、『邪魔』という一言がこれ程しっくりくる人間なんておよそ何処にもおらんのんとちゃうかと思うくらいの佇まいなんである。

まぁK子の彼氏は住所不定(家賃滞納で追い出されたとは本人談)だし、一応はK子の彼氏だから仕方ないと思える所もあるがM男、M男お前は何やねん、はよ自分家帰らんかい、と言いたくなる。

仲良しなのは分かるがどうしてそういつも金魚のフンみたいにビロビロくっついとんねん、男やったら女の一人でも作ってイチャイチャせんかい!とケツを叩きたくなる。ガン黒だし。


最近では私が来たら「ベイマックスきた!おかあさん(←K子のこと)ベイマックスきたおー!」と、私とディズ○ー諸共を傷つけるような遊びが流行しているらしく、私としては、こいつらをいつ断罪すべきかを早急にディ○ニーの経営者とデ○ズニーランドでお茶でもしながらワイワイ・・・いや、真剣に語りあいたい、いっそ○ィズニーシーでもいいから無料で招待してほし・・・いや、とにかく話し合いたいと思っている次第だ。


しかも回を重ねるたびに、「バイマックスは結局あれなの?両刀なの?ねぇバイマックスー!」やら、「ヤリマックスは最近いつヤったの、ねぇヤリマックスー!」、果ては「ヤリマックルさぁ、いいかげん年なんだしもうヤリマックルは卒業しなよ、ね?」と、当初の意味(ていうか元々は名前だよな)からは想像も出来ないような、子供には決して聞かせられない語意として発動されている。

だがその緩やかに変化していく語感がまんざらでもない私は、今日も“ヤリマックリ”とか“ヤリマッコリ”とか、今度は隣国まで巻き込みかねないトランスフォーム感でイジられては悦んでしまっているのが現状だ。我ながらたいした感受性だと思う。


もはや影すらもない、ベイマックス。

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