見出し画像

言葉なんている?

こんにちは!やんちゃんです🍫

さーて!今日は自閉症支援シリーズ。言葉のない、言葉以外のコミュニケーションの世界観。この辺り、僕、とてつもなく大切にしてきたので実例を元にお話ししていきます。

自閉症支援をしていたのが12年。世の中で言われているスタンダードな支援はほぼ網羅したつもりです。ですが、、そのスタンダードこそ枠や制限ではないのか。人の自由って、生きるって何だったっけか?医学や行動心理をベースにしているって言うのは、まるで症状と関わる治療者の立場。そこに違和感を覚えたことが僕の正直な実感です。

偏った意見ではありますが、僕の経験と実感を元にしているので正しさを主張しているわけではありません。その辺りはご了承くださいね。

面白いのやり方


僕が関わって来た人達。言葉なんてありません。厳密にはありますが、僕たちが使っている言葉の在り方とは全然違う場合が多いって事。

めっちゃ覚えてるのは

「僕めっちゃ楽しい~。。。。」って言いながら真顔な人( ;∀;)

「今めちゃめちゃおもしろいー」「僕面白いって思ってるんですー」って言いながら真剣に僕の返答を待つ。いやいや!凄い変!!どういう事??だって、楽しいとか面白いとかって自然と湧き上がってくるもんでしょう。

きっと面白がり方を必死に学んだ結果、面白い顔のやり方を覚えたんでしょう。僕はこういう背景を凄く考えて悲しくなる。

だって悲しみながら笑う、とかやるとしたら、めっちゃ心が苦しくないですか。だれにどう言われたのか、何を見てそうしたのかわからんけど、なにせそんなしんどい人生いきんでよい!!!

面白くなくていい


「面白くない」僕は真剣な顔して答えます( ゚Д゚)全然面白くないもん。「そんなん嫌」いっぱい伝えます。僕は自己一致してますよwwそしたら当然、彼は「そんなん僕嫌や~!」って本気で悲しい顔をする。

だから、あ、悲しいってことを表現してくれたやーん!って「めっちゃ悲しそう、嫌そうやなー!!!!!!!!!!!」って全力で伝える。ちょっと怒ったような素振りを見せたりもしてくれるし、「怒ったー!!それはごめーん!」って伝えます。

そんな関わりを続けていると、気づいたら面白がるやつなくなってました。

感情をまっすぐに表現する事が凄く良かったのでしょう。だって、ずっと抑えてたからね。

なんか笑ける。それでいい


彼との関わりは、機械っぽさが抜けて、凄く人間っぽく、生き物っぽくなりました。僕が笑ってると、なんかケラケラ笑ってくれるし、心地良い。意味とか解釈とか必要なくて、ただなんか楽しい。

そういう時間を共有していて、二人で楽しい。何かを演じることなく、泣いたり怒ったり笑ったり悲しんだり。楽しかったなー。良くわからんけど風呂場に小銭を持っていくこだわり、好きだったなー。

言葉の世界って人間を不自由にする。言葉が人間を作るんじゃあない。人が人である時に自由に使う。それでいいんじゃあないか。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?