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子供はどう学びどう成長する?

こんにちは!やんちゃんネス🍫ゲシュタルト療法!って受け付けるとちょっとハードルあがるけど、やんちゃん流子育てレクチャーします!っていうと、結構受容があったりする。気に食わんw

自慢ですが、僕は自閉症って障害を持った方(子供達)と12年間、支援のプロとして関わった経験があります。短期入所ってのを担当していて、他の施設を出入り禁止になった方や、地域の中で受け入れ先のなくなった方を全力で受け入れ続ける!ってことを信念にやっていました。

自閉症といえば!!!って割と有名な所にいてたんですが、僕の事業所は特別専門的なことをやってませんでした。まあ色々やってきた結果そういう形に落ち着いたわけですが。

でも、利用した人は皆楽しそうに過ごしてくれるようになるし、問題行動!みたいのはだいたいなくなります。なんでかって、どんな重度な子、こだわりとかって言われるのが激しい方でも、絶対にブレないしズレない支援(関わり方)を僕は持っていたからです。

で、これ、障害者とか健常者とか関係なく出来る事です。結構当たり前の事なのですが、ほとんどの人が見逃していること。僕はそう感じているので、子育てってのにリンクさせてちょっと書いてみようかと思います。


子供ってよく見てるよね


子供は良く見てる。よく聴いてる。そんなことを当たり前のように言うけど、それってどういう事かちょっと考えてみて欲しい。


子供、特に言葉の少ない子達って、世の中をどう見ているのか、どう感じているのか、それは自分の感覚を使って生きているって事です。感覚ってのは五感。


見る、聞く、触る、臭う、食べる。ほら、これ考えるってのがないでしょ。


考えるってのは、頭で言葉を理解したり、解釈したり、整理したりする機能です。つまり子供たちは何を言われたか、ではなく何を見たり、聞いたりして、それをどう感じたか。ということをしているわけですね。


親は、○○してね、○○だよ、とか言葉で一生懸命伝えるし、支援者は、視覚提示のツールを真顔で提供する。上手くいったとか、いかないとか、頭で判断し、子供が理解してくれたって勝手に解釈していたりする。これがそもそもズレズレなんです。


子供たちが学んでいるのは、どんな人が、どんな態度で、どんな声で関わっているのかとかを、感覚として受け取っているし、全然違う世界でやり取りしてるわけです。「え、そんなとこ見てたの!?」「そんなんよく覚えてるなー!!」ってのは、そういう事です。


何をするかなんてはどうでもいい


何を言ったか、何をやったか、なんて思考の方法論は大人ための安心ツール。そんな事より、自分がどんな状態で何を感じながら、その子と関わってるのかを意識してみて欲しい。


親や、支援者が近所の人に挨拶していたとしたら、子供は挨拶するって行為を学ぶんじゃなく、挨拶している親の姿を見て、聞いて、感じて、何かを発見していく。機械のように学んでいるわけじゃない。ちゃんと挨拶しなさいって教えると、挨拶じゃなく、ちゃんと挨拶しなさいって姿を感じて学ぶ。


そー言えば、昔どっかの自閉症支援で有名な方が、彼らは「そんなに賢くない」みたいなことを言っていたけど、いやいやいやいや、そもそも賢さが良き!みたいな社会の奴隷のような生き方してる人の方がモジモジ悩んでるやん。そんな不幸な人生に寄せるなよ。逆に彼らの感覚を見習えよ。機械みたいに賢くならなくても、人の感覚を使って生きる能力持ってるって方が素晴らしいじゃない。


ちょっと脱線しましたがwwようするに、どんな姿で関わっているのかがいっちゃん大切なのよ。


伝えたいなら自分を満たしてね


勉強したり、子育ての知識を得てスキルを披露したりすること。それは子供の視点に立てば、そういうのが親の関わりだって事を教えられてるようなもんです。


そんな事やってるより、自分に幸せを感じて、誰かに感謝の気持ちを持って過ごしている、生き方そのものを子供に見せていけばいい。親が自分の人生を生きていくプロセスの中に、人との関わり方や社会との繋がりがあるし、その生き方、態度、姿を子供たちは観察してる。

親が感じていることを、子供は感じている。

僕はいっつも、自分を満たしている姿を皆に見せ続けていただけ。人生って楽しいし不安だし、でもおもろいっ!てことをそのまま表現し続けていただけ。それを子供たちに見せ続けていたら、気づいたらみーんな楽しそうにしてた。それだけです(^^♪










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