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自身の価値

転職後の最初の月が終わりつつある。転職した最初の週は自分のバリューが出せるか?とても不安であったが、一か月が経過しようとしている今、なんとか自分の組織の中で自分の場所を見つけつつある。新しい上司が私の特性=価値をうまく見極めて適所にアサインしてくださっていることに感謝である。

自身の価値はどうやって創出できるだろう?昔IPAの西垣氏が「10年は泥のように働け」と言って当時学生達から顰蹙を買っていた。私はこの言葉自体は悪い表現ではなく、価値創出につながる鍵を秘めている言葉と思う。特に「泥」という表現が重要と思う。

私は、この文章の「泥」は「プライドを捨てること」、と解釈する。泥をかぶりたくない=下手なプライドで自分の可能性を縛るのではなく、組織の成功のために仕事をえり好みをせずになんでも挑戦することが、自分にとって一番の成長、そして自身の価値創出に繋がるということだろう。

人間年を取ると自分のこれまでのキャリアが逆に障害になり、変なプライドに凝り固まってしまう傾向にある。
プライドで上から目線になるのではなく、過去の栄光からくるプライドは捨て、謙虚に他人と関わり、世代に関わらず他者を育成するだけでなく、逆に世代に関わらず人から学び共に成長を続けることが、我々中高年世代が求められる価値なのだろうと思う

以下2chの有名コピペのメモ。1999年の当時、まだ社会を知らなかった青年は、今、おじさんとして、謙虚に、泥まみれに生きるのだ…。

さよなら、青い鳥。
1 名前: 失業者 投稿日: 1999/12/06(月) 22:13

小さい頃は近所の駄目人間おじさんをバカにしてたっけ・・・。
よれよれの紺のビニールジャンパー、べた付いてそのままよりも少なく
見える髪の毛。猫背。生気のない瞳。ただその存在そのものを見下して
たね。将来自分は絶対に出世するんだって何の根拠もなく思ってたね。
小さい頃からの日々の積み重ねが大人になるまで続いてくなんて夢に
も思わなかったよ。中学生の頃通っていた塾の先生が言ってたな。
「俺はあんまり頭良くないから法政にしか行けなかったんだ、ははは。」
クラスのみんなで大笑いしてたっけ。あの内何人が法政以上の大学に
行けたというのだろうね。毎日会社に通って夜遅くまで働いてるお父
さんがいかに大変で偉大かって、やっと分かりました。
転職を繰り返して人に馬鹿にされて初めて分かりました。生きるって
本当に大変。何をやっても後悔が待ってるもんね。特別じゃない。
自分は特別な人間でも何でもないんだって、20代後半になってやっと
分かりました。あの頃、白い眼で見てしまったおじさん、ごめんね。
あなたのぶんまで生きようと思います。
でも、時間が必要だったことだけは分かって欲しいんだ、おじさん。

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