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20歳ニートな僕が、古着屋を作る理由。


「どうして古着屋を作るの?」


開業まで残り3ヶ月と迫り、「プレ販売」を行ってみたところ、改めて人から聞かれることが増えてきたことです。

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正直こじつけならいくらでもあります。

「地元の名古屋を盛り上げたい」だとか、「同世代に可能性を」そんなメッセージを訴えてもいいし、「持続可能な社会を」なんて流行りを絡めたっていい。

皮肉ではありませんがここはSNSであるので、そんな表面的なそれっぽいことはいくらでも言えてしまいますし、むしろその方が大衆には届きやすい。そんなことはわかり切っています。


しかし、これは世界一周を終えてから掲げている僕の目標ですが

「大言壮語は吐かない」

そんな制約を掲げているので、今回はあくまでも正直に、「どうして古着屋を作るのか」自分自身の想いと向き合って伝えられたらなと思います。そして、

なんだ大したことねぇじゃん、こいつ。

そんな風に身近に感じていただけるととても嬉しいです。


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20歳・無職・借金300万円(予定)

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今の状況を羅列するとこうなります。はっきり言って僕は大学に通っていませんが、だからって就職もしたくありません。そんなプー太郎な僕でも絶対に成し遂げたいことがあります。

それは、



結婚がしたい!!!!!


突拍子かもありませんが大マジです。


しかしどれだけ本気でも、こんな今の状況の中ですよ。

例えば結婚相手が見つかったとして、向こうの両親のところへ挨拶に行くことになったとします。その時、大学にも行ってません。じゃあ何してるのって言われたって就職もしてない。何も答えられない。なんならニートです。みたいな。そうなってしまったらもう絶望的じゃないですか。

僕はそこまで愛想がいい人間でもないし、そんな状況からでも人の懐に取り入れる能力は持ち合わせていません。


つまり結婚できないんです。


けれど就職したくないという決意も絶対に変わることはないので、僕はわかりやすい「何者か」を持っておいた方が武器になるだろうと考えました。つまり想定してる状況はこうです。

親「20歳ってことは大学生?」
僕「いや大学には行ってないんです。」
親「じゃあ何してるの?」
僕「経営者です。店舗を名古屋市で経営してます。従業員も雇ってます。」

そう言えたらなんかいけそうじゃないですか!賛同されやすそう!!
そんなこんなで自分の店舗を持とう。そう決意したのが確か世界二周目を終えたくらいの時からでした。

まあでも結婚というのは極論で「好きなだけじゃ一緒にいられない」みたいな現実的状況を大切な人となるべく作りたくないということです。それは恋愛に関して以外にでも同じこと。

大学に通ってなければ就職もしてない。ロクな収入もない。なんなら借金。そんな状況からでも結婚したい!そんな想いが店舗の開業を後押ししています。


・・・


店舗を開業したい理由はもう一つあります。

それは、


「帰る場所」を作りたいから

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これも一つ大きな理由です。


「けもの道を笑って歩け」

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これは園子温さんの本のタイトルで、イカれていて好きな本なのですが、読んでから僕も考えてみました。「果たして僕は、けもの道を笑って歩けるだろうか」と。想像してみると、答えはすぐに出ました。

無理です。

だってね、一人知らないけもの道を歩いてて、熊出たら死ぬでしょ。逃げるすべなんて知らないし常に不安だらけ、きっとカラスが羽ばたくだけで腰抜貸してしまうような僕です。それが夜の暗がりとなった時にはもう即逃げ出します。僕はそんな強い人間でも狂気に満ちた人間でもないのです。

それでも、高校を休学して人生初の海外。僕は1年間の世界一周へと旅立つことはできました。それはなぜだろうかと考えます。それはいつだって支えてくれる人がいてくれたからでした。


「帰る場所」があったからでした。


地元に戻れば実家があって家族が待ってる。大好きな友人たちだっている。今日泊まったゲストハウス。そこで出会った人たち。ヨーロッパでの野宿生活ですらホームレスの方は毛布くれたりして、ここにいてもいいんだなんて思えた時にはおかしくなって笑えたりした。

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そりゃ世の中、優しい人だけじゃないなんて事は痛いほどわかっているけど、それすらもなんだかどこか温かくて、穏やかで、何かあってもまたここに戻れば。なんて祈れば、不安な時でも心はフっと軽くなりました。


そんな祈りのような「帰る場所」を

これからもずっと、大事に持っていたい。

そうすれば「けもの道だって笑って歩ける」ような気がしてきます。


そんな自分の成長への願いから「帰る場所」を、弱っちい僕自身のためにも作ってやりたかったのです。そのついでに、できれば身近な大切の人の分も。なんなら困ってる人にも分け与えられるくらいうんと空きがある場所を。

その手段として、店舗を作ろう。そう決意しました。


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それから「古着」が結びついたのは本当にたまたまでした。

一体どんな流れで古着屋という話になっていったのか。正直思い出せないです。なんでだろ。多分なんだって良かったんだと思います。僕の大好きな友人が古着のことを心から愛していたから。僕もそれに触れてみたかった。ただそれだけだったと思う。

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↑こやつです。バカらしいかもだけど、お陰様で今となっては僕も古着が大好きですよ。余計な趣味を増やされて良い迷惑です。初めての事ばかりで、おかしな事ばかりで、全くもって最高の趣味となりました。

たまたまでも、選んだ手段が古着で本当に良かった。



店舗では、海外で僕が強く経験してきた

「価値は、絶対じゃない。」

「価値は、人によって、場所によって、大きく変わるもの。」

それを販売を通して表現できるなら古着でも雑貨でもなんだって良かった。その中で自分が今、気持ちよく進められる手段が古着だったのです。

表現したい事については、また後日できればと思います。


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どうでしょうか。


僕は今まで取り繕うことばかり考えて生きてきました。

嫌われたくないから、人によって場所によって言葉も態度もコロッと変えちゃったりして。そうしてる内に、本当の自分は一体どこなんだろうかと見失っていきました。


僕は自分を取り返したい。


本来ならば

「どうして古着屋を作るか」

応援してくれる方を増やすためにも、もっと綺麗な言葉を並べたりなんかして万人受けを狙っていくところです。しかし、今回はできるだけ正直に正直にと、意識して思いの丈を書いてみました。


本当の自分は一体どこにいるのか。


並べた言葉が本音なのかすら、もう僕にはわかりません。

人によって、場所によって、無数の自分がいて

探し当てるのはとても大変なことです。


それでもいつか絶対、取り返してやりたい。





自分の価値だって

自分で決めてやりたい。








若気の至りを全力でやっていきます。