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コロナ禍の日本帰国!(自主隔離の実態について)

Chao!

2021年12月、約1年ぶりにベトナムから日本へ一時帰国をした。

約1年前となる前回と今回の日本での「自主隔離」の実態がだいぶ異なっていたので、これから日本帰国を考えている方のためにその内容をシェアしたい。

上記が、約1年前に日本に一時帰国したときの「自主隔離生活」の様子。あまり詳細には書かなかったが、ようは「アプリをインストールしてください」といわれてインストールしなかったものの何も起こらず、また電話は1日1回の音声電話のみでこれ以上ないくらい緩い隔離だった。

それがうって変わって今回は…!以下に詳しく書いていきたい。

1.空港でのアプリインストール

成田空港についてまず求められたのが、「①不必要な外出はしない、②公共交通機関は使わない」と書かれた誓約書へのサインと合わせて、アプリインストールだった。

そのアプリとは、「MySOS」。このアプリに14日間自主隔離する場所を登録し、1日数回の「位置情報確認リクエスト」に応じて位置情報を送ったり、AI電話に応対することが義務付けられている。そしてこれらのリクエストに応じなかった場合、厚生労働省のブラックリスト?に氏名が公開されるとのこと(真偽のほどは不明)。

徹底していたのが、その場でアプリをインストールさせて、問題なく機能しているかのチェック体制が取られていたこと。ちなみにiPhone等インストールできる機器をもっていない人には、すぐその場でiPhoneをレンタルできるようiPhoneショップも併設されていた(レンタル料は自費)。

2.どこまで外出OK?

今回私が一番気になったのは、どこまで外出が認められているのかという点だった。ベトナムの強制隔離と異なり、日本での自主隔離は(当然だが)誰も食事を運んではくれない。

誓約書には「①不必要な外出はしない、②公共交通機関は使わない」とあったが、例えば近くのコンビニにいくのはOKなのだろうか。

しかし、アプリの説明を聞く限り、1日数回ランダムに位置情報の報告が求められ、また最低1回ビデオ付きAI電話がかかってくる。AI電話は「自主隔離先として登録した場所にいるか」の確認のための電話なので、コンビニで電話を取るのは明らかに不自然。

よくわからなかったので、アプリの説明をしてくれた空港スタッフさんに質問することにした。

「あの~すみません。不必要な外出はNGであることは分かったのですが、例えば食料調達のためにコンビニに行くのはOKでしょうか。その際にAI電話がかかってきたらどうすればいいのでしょうか」

「私たち空港スタッフはアプリの使い方の説明をするだけですので、詳しいルールは分かりません」

…。

3.いざ、自主隔離!

そんなこんなで、外出がどこまでOKか分からないまま、自主隔離がスタート。初日はそもそもiPhoneが使えなかったので、翌日から位置情報を登録したが、初日はそもそも通知がなかったようで何ともなかった。

2日目からは位置情報の確認が1日に2~3回、AI電話が1日1~2回あった。

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 (AI電話は右にあるとおり、顔と背景が写っていることが求められる)

さて、「外出はOKか?!」について明確な回答は得られなかったが、これは「公共交通機関を使わない、近場かつ人が少ない時間帯の外出はOK」と捉えた。

とくにAI電話は突然かかってくるため、家にいてもお風呂に入っていたり寝ていたりして取れないことが何度かあったが、特に何も起こらず。

アプリインストールの入念なチェック、動画つきのAI電話と、前回よりは厳しくなったことは間違いないが、やはりベトナムの強制隔離と比べると桁違いに緩いことは間違いない。

ちなみにベトナム入国後の隔離だが、今年1月より、ワクチン接種を完了していれば隔離期間が3日間に短縮された。テストもクイックテストなので、一瞬で痛みがない!1月より日越定期便が再開したことだし、これからはもう少し気軽に日本へ戻ってこれそうだ。

それでは今日はこの辺で。Chao!

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