シェア
≪前へ ――なんてことを書いてくれたんだ。 読み終わってすぐ、僕は自分の鞄の中から新…
≪前へ 次へ≫ 先輩とはカラオケで21時くらいまで過ごした後に別れた。先輩は、なんだかす…
≪前へ 次へ≫ クリスマスのときに行ったカラオケ店と同じところへ先輩は向かった。 普…
≪前へ 次へ≫ それから数日間の記憶は、正直息苦しかった。 臆病な僕は彼女にLINEで連…
≪前へ 次へ≫ 「……なんで、ですか」 僕の反応に、部長は眉を下げた。 午後1時過ぎ。…
≪前へ 次へ≫ 遠山さんとの冬休みは、穏やかな時間の流れる日々だった。 晴れた日は部…
≪前へ 次へ≫ 次の日は、僕の期待通りに雪が積もった。 『学校の時計台の下に11時、とかでいい?』 朝起きると遠山さんからLINEが入っていて、その連絡になんだかとてもむず痒いような、嬉しい気持ちになった。『おけ』そう返して、身支度を整えてから学校へ向かう。家を出たときには雪は止んでいたけど、雪のせいだろう、いつもより寒く感じられた。 時計台の下に着いた時、既に彼女はそこにいて、僕を待っていた。 「おはよう」 「おはよ」 制服にコートを着た格好の彼女は、よ
≪前へ 次へ≫ 画面に曲名が表示される。葵先輩がわくわくとした様子で遠山さんにマイクを…
≪前へ 次へ≫ クリスマス当日。 待ち合わせ場所である駅前の時計台の下に行くと、既に…
≪前へ 次へ≫ 『刻一刻と〝終わり〟が近づいてくる。それは私自身を焦らせていた。』 『彼…
≪前へ 次へ≫ 速水先輩は、僕の言葉に納得したようなしていないような微妙な顔をしていた…
≪前へ 次へ≫ 『文化祭が終わってから、彼とはほぼ毎日部室で話をする仲になった。それはい…