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『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』

 50歳を過ぎると、キャリアパスも自ずと「残り時間からの逆算」で考えるようになります。
 日本の会社の「定年制」がある限り、会社員は何歳かは別としていずれ卒業の日は来ます。サンデー毎日にも漠然とした憧れはありますが、結構すぐ飽きちゃうような気もして、やっぱり元気なうちは働いていたいなと思います。
 ということで、わくわくするような生涯現役のひとつの姿として、起業の世界を覗いて見ました。著者自身が会社員を経て起業した経験を織り混ぜながら、迷っている人の背中を押す内容です。メディアによく登場するような例外的なスター経営者のサクセスストーリーとは違う、もうちょっと身近に感じられるアドバイスが得られた感じがしました。
 ただ、どちらかというと成長志向の強い30〜40代向けのメッセージに重きが置かれている感じで、自分が今読みたいものとはちょっと違うかなという感じではありました。
 これからは、注目されているDAOのような、もっと柔軟な世の中との関わり方の選択肢も充実してくると言われていますから、広く世の中を見て考えていこうと思います。それが会社員人生にも役立つと期待して。

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