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仁和寺 金堂・御影堂 特別公開

 京都にある仁和寺に行ってきました。こちらは世界遺産に指定されています。今回、通常非公開の金堂(国宝)と御影堂(重文)が特別公開されていると知り、見に行きました。

東門

仁和寺とは

 仁和寺は、第五十八代光孝天皇(830〜887)が仁和2年(886)に大内山の麓に一寺の建立を発願したことに始まります。しかし、天皇は翌年8月に崩御。よって、次帝宇多天皇(867〜931)がその意志を継ぎ、仁和4年に完成した寺院です。
 また、仁和寺は真言宗御室派の総本山です。真言宗は弘法大師(空海・774〜835)が平安時代に成した真言密教の教えを教義とする教団で、空海が長安に渡り、青龍寺で恵果(746〜805)から学んだ密教を基盤としています。
 金堂をはじめとした、金剛力士像を安置する仁王門、五重塔など数多くの重要文化財が建ち並ぶ名建築の宝庫でもあります。

二王門

御影堂(重要文化財)

 真言宗の祖師である弘法大師(空海)の真影をまつる御堂です。

御影堂

 内部には、弘法大師、寛平法皇かんぴょうほうおう、性信親王の影像をおさめています。

金堂(国宝)

 金堂は本尊阿弥陀三尊を祀る仁和寺の中心堂宇です。

金堂

 金堂の屋根の左右には、亀の上に仙人が乗った像があります。

仙人

 こちらは黄安仙人と呼ばれる仙人です。亀は3000~4000年に一度水面に顔出すといわれ、黄安仙人はその亀を3~4回見たことから永遠の象徴と言われています。

仙人

 金堂の内部には本尊の阿弥陀三尊の他に四天王、梵天、帝釈天、天燈鬼、竜燈鬼、客仏として阿弥陀如来、仏眼仏母が安置されています。

 どちらも写真撮影は禁止でしたが、やはり写真などで見た時より生で見た方がかなりの迫力がありました!!これは是非見てほしいです。
 
 最後に期間限定の御朱印を頂きました。

御朱印

 蓮の花の切り絵の御朱印です。切り絵がとても素敵でした!!
 またこのような特別公開があったら見に行きたいです。



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