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劇団四季 アナと雪の女王 レポ

 劇団四季の「アナと雪の女王」を観ました。この記事は、その感想記事となります。

会場

 会場は四季劇場春です。駅からは少し遠いですが、東京駅から無料のバスが出ていたので、そちらに乗って行きました。こちらが観た当時のキャストです。

本日のキャスト

 とりあえずパンフレットを購入。今回は抽選で当選した席だったので、前方のかなり良い席で観れて良かったです!

感想

トナカイのスヴェン

 クリストフと一緒にいるトナカイのスヴェン。こちらは実は俳優が演じています。俳優の体をいっさい見せないようにして、演じている俳優も四足歩行をしています。
 ライオンキングのように人が動かしていると思っていたので、実際に演じていると知り驚きました。そしてリアルで凄かったです。

プロセニアムアーチ

 開場中には舞台のセットを見ることができます。その舞台セットの1つ「プロセニアムアーチ」には、10作品を超えるディズニー映画のキャラクターが、象形文字として描かれています。左側のアーチには、リアルマーメイドのアリエルやセバスチャン、その上にはアラジンのキャラクターなどが描かれています。
 このような細かいセットって良いですよね!因みに、この象形文字のTシャツは売店で販売しているそうです。

ワンダリング・オーケンの店

 2幕冒頭に登場するオーケンとヒュッゲなお店。こちらの小道具は色々と細かくてけっこう好きです。中にはミニーの置物や、アラジンの魔法のランプなども!!このような仕掛けって良いですよね。因みに、「FROZEN」と印字されたマグカップも置いてあり、こちらは売店で購入できます。
 
 このヒュッゲの曲ですが、正直「必要か……?」と思いました。サウナで騒いでいるだけでは……と、微妙な感じはしました。

雪と氷の世界

 アナ雪では2つの映像技術を使用しています。1つは光をスクリーンに投影して映像を映すプロジェクション、もう1つは光源のLEDパネルです。このLEDパネルは、氷の先端の非常に細かい部分まで小さなパーツを重ねていて、とても幻想的な雰囲気となっていて凄いと思いました!
 また、1階席からは背景の効果を強く感じることができ、2階席からはエルサの魔法を多面的に見ることができ、両方違う雰囲気を味わうことが出来ます。

最後に

 アナ雪は映画が良過ぎたためか、ミュージカル版より映画の方が良いな……とは思いました。ミュージカルのオリジナル曲もありましたが、それほど良いわけではなく……。
 改めてですが、ディズニーあるある(?)の出会ってすぐ「運命の人!!結婚!!」って理解出来ない……とは思いました。ハンスってアナに気に入られるために、アナが好きなものを自分も好きって言い(自身は別に好きではない)、共感を得られるようなことを言って気に入られようとして……ってタイプなので、アナのような性格の人はコロっと騙されそうですよね(現実にもそのような人いますが)
 また、1幕の最後でエルサが氷の城を建ててドレスを着替えて……ってところが1番のメインで、「これ1幕で終わりでよいのでは?」と思いました。あと子役が正直微妙……。

 兎にも角にも、観る前の期待値が大き過ぎたせいか、個人的には全体的にあまり感動的、と言ったミュージカルではなかったです。

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