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ダイエットの失敗をマネージメントに活かす

僕は太りやすい体質で、スポーツでの減量やダイエットをかなりの数やってきたのですが、(学生時代  最大82kg→60kgまで痩せたこともあります)
最近になってまたリモートなどの影響もありかなり太ってしまったので、ダイエットをしようと思って今、正にダイエット中です。ただ、すでにリモート勤務になってから1年半が経つのにすでに3回ほどダイエットに挫折しています。ということで、昔はやるぞと決めたらある程度ダイエットができていたのに最近は本気でダイエットに取り組めない理由を一応マーケターなので分析できたらと思います。

「ダイエットする!」は目標・モチベーションにならない

今考えると「太ったからダイエットする」ということだけでダイエットを始めても何のモチベーションにもなりませんし、取り組む目的として不適切だということがわかりました。なぜなら、ダイエットするだけなら1日少し食事を減らしただけでもタイエットはしていることになりますし、抽象的な目的や目標は何を目指しているのかを見失うので具体的なダイエットのメニューや取り組む内容があまり具体的に考えられず、モチベーションも続かないため挫折してしまうのです。
これは、普段仕事をしているときでもよくあることなのですが、
クライアントからのオリエンで、売上を上げたいという話があったときに、具体的な内容を聞いていくと何も考えられていないということがよくあります。このようなビジネスの場合は○○%や〇〇個、ダイエットの場合は何キロ痩せるなど具体的な数値的な目標をしっかりと持つということでようやくその目標に向けた具体的な道筋を考えられるようになります。

目標は数字以外にも必要

ダイエットでいうと、何キロ痩せるという目標を立てて、具体的に毎日走るとかご飯を何キロカロリーまでにするなどという具体的なアクションプランまで決めたとして、では実際にダイエットが成功できるかというと僕も含めて半数くらいの人が失敗した経験があるのではないでしょうか?
その理由は単純で「WHY(なせその目標が必要なのか)」が具体的かつ
強いモチベーションとして設定・明確化されていない
からです。
僕はそれを、情緒的目標(モチベーションの根源となるもの)と言っているのですが、ダイエットの場合だと、10kg痩せると目標を立てたときに、10kgなぜ痩せなくてはいけないのか?なぜ痩せいたのか?ということです。例えば。「数値目標=10kg痩せたい」「情緒目標=○○さんに好きになってもらいたい」と数値目標の理由(つまり上位概念)として情緒目的が具体的かつポジティブな理由として明確に設定されている場合、かなりダイエツトに成功して数値的目標を達成できる可能性が高くなると思います。
(あくまでも数値的目標達成のみ)
ビジネスの場合でも1億円の売上を上げるという数値的な目標とその道筋があった場合でも、なぜ1億円の売上をあげる必要があるのかが明確になっていて、達成したら年収があがっていい生活ができるとか、忘年会で焼肉をたべにいく軍資金をつくるとかでもいいのですが、そのような情緒的な目標を持つ、もたせることがビジネスにおいても大切ではないかと思います。

ただ、ある程度大きな企業になると、売上をさらに高くすることが当たり前の考え方とされており、自分が売上をあげたことで昇進できるとかはあるかもしれませんが、その商品が売れても嬉しいのは会社で個人で得られるものって実はあまりなく、直接的な享受になりにくいため情緒的なモチベーションをつくることが難しいかと思います。ということで、近いうちに会社での目標を自分の目標におとしこむために会社側(利益という恩恵をうける側)やマネージメント層の人たちが社員の人たちの情緒的目標をつくるために必要なことを書ければと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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