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Yan
2020年10月19日 17:56
秋で何となく静かになって、色んな匂いに敏感になったり、服の質感も嬉しく感じられたり。作業をしながら聞き流しの朗読がとってもしみる。うるさい工房なので集中はなかなか出来ないけれど、クライマックスなどは手を止めて聴き入っている。お気に入りの声のひと時の至福。心温まる周五郎がいい。
2020年10月12日 17:49
突然やってくるエンディングは一瞬戸惑うけれど、いつまでも焼き付く。それを引き受ける役者の素晴らしさときたら、見る者の人生観を変えてしまう程だ。河内山宗俊や人情紙風船で魅せるその日暮らしの男達が粋に死んでいく。戦前のザラついた映像が、記憶の中ではクリアになってずっと残るのだ。