家事育児をしない男性のタイプは2通りある ー解決方法ー
こんにちわ!やんです。
今回は、前回の家事育児をしない夫の解決方法編です。
前回はタイプ別に解説しています。
■どうしたら家事・育児をしてくれるようになるか? -働いているオレえらい!タイプ①の場合-
まず、自分の夫がどっちタイプかみてみてください。ちなみに、ハイブリットタイプの夫もいますが、どちらがより強いかが重要です。
◎家事育児をしない夫のタイプ
①働いているオレえらい!稼いでいるからよい!お金第一主義タイプ
②ジェンダーロールが強い。家事育児は女がやるものだ!タイプ
①のタイプは、簡単にいうと、キャリアがうまくいかなくなると、急に家庭的になったりします。
今まで、あんなにえらそうだったのにね・・・
人は長く生きていると、キャリアがずっと順調に行く日などありません。今どき、首になることもあるし、降格することもあるし、減給されることだってあるでしょう。
そうなると、①のタイプの人は、途端に意気消沈します。会社でのキャリアのみが、自分のアイデンティティだったんでしょう。それは、ある意味男性社会の悲しい一面であるのですが・・・
でも、今さら家庭的になってもだね・・・と見切りをつけられ世の中、熟年離婚が増えているのです。
そうなる前に、①のタイプの夫に妻は「誰のおかげで働けにいけると思っているんだ!!」という意識を相手に擦り込むのです。
妻が家のことや子どもの面倒をみているので、夫は働けているのです。
夫が働けているのは、妻のおかげなのです。
もし妻が何も言わず、子どもを置いて出て行ったら、夫はたちまち働けなくなります。
その事実を知らしめることが大事です。
①のタイプの人は、ヒエラルキーを作るのが大好きです。
自分が家庭で一番えらいと思っているので、家事育児をしなくていいと思っています。
しかし、本当は夫婦は同等です。どちらがすごく働いているからえらいわけでもなく、どちらがすごく家事をしているからえらいというわけではありませ。
家庭は、チームであり、協力して生きているということをわかってもらうためにも、家事育児の重要性、妻の大事さをわからせることが日々必要なのです。
■ジェンダーロールが強いタイプ②の場合
②のジェンダーロールが強い、家事は女がやるもんだタイプの人は、残念なことに、どんなに給料が低くても、降格しても、窓際になっても、家事・育児はしません。
なぜなら、本当に頭の中が、家事育児は、女がやることだという固定概念が強すぎるからです。
知り合いの旦那さんにいたのですが、給料が低かろうが、なんであろうが、本当に家のことを何もしていなかった・・・。
こういうタイプの人には、ジェンダーロールが強すぎることを気づかせる必要があります。
ここで大事なのは、②のタイプの男性は、女性蔑視や男尊女卑をしているつもりは本人はまったくないということです。
ただ、本当に頭の中が、ジェンダーの固定イメージで凝り固まっているのです。
なので、妻も女性蔑視だ!男尊女卑だ!と騒ぐと大きな喧嘩が勃発してしまいます。
そのため「あなたは女性に対して固定イメージを刷り込まれているんだよ」と教えてあげることが大事です。
家事・育児をするのに男も女も関係なく、家族で協力してやっていくものであること
あなたのお母さんはぜんぶやっていたかもしれないが、私はそれはしないので、あなたもやる必要性があること
せめて、自分のことは自分でやること
これらを日々言い続ける必要があります。
ある意味、再教育なので、1回で済むわけもなく、本当に毎日毎日言い続けないといけないのです。
もし妻が初めて「家のことはなにもしないし、あなたは、女が家事・育児をするというジェンダーロールが強すぎるんじゃないか?」と尋ねてみてください。
「そんなことない!!」と反発する可能性が多いことでしょう。
不思議なことに、自分では昭和の古い男だと思っていないんですね。
自覚がない人を解らせるには、時間がかかります。
子どもは、あなたの子どもでもあること、育児は父と母がするものである。
家事育児は、これだけあって、妻は今までこういうことをしてきた。あなたは何をしてきたのかな?男性だと思ってやらなくていいと思っているのだとしたら、子どもにも悪影響だからやめてほしいと諭していく必要があります。
①にしろ、②にしろ、時間はめちゃくちゃかかるので、気長にやっていきましょう。
■家でやっていることは、会社でもやっている
これは①②タイプの人に言えるのですが、家庭でやっていることは、そのまま会社や社会でもやっています。
人間はもちろんオンとオフ、家と外では顔を変えて生きています。しかし、自分が強く思っている固定観念、価値観というものは、会社や社会で簡単に出てしまうのです。
②のタイプの人は、ジェンダーロールが強すぎるので、素で女性にお茶くみをお願いしたり、能力を見ずに女性だからという理由で、女性のみをアシスタント業にアサインします。
こういうことは、巡り巡ってセクハラ行為、男女差別的だとして、会社で問題視されてしまう可能性があります。
①のオレ様えらいタイプの人は、パワハラ、モラハラ認定されやすいです。家庭で、妻を下に見ているということは、部下も下に見ていることが多いからです。
そうなると、あなた、もしかして会社でもそんなにえらそうにしているのかな・・・
もしかして、女性にコピーとか頼んでないよね・・・
同じことを会社でしているのだとしたら、今はコンプラが厳しいから生き残るのは難しいかもしれないよ…と諭してみると意識が変わることがあります。
男性には、家庭の枠組みから離れて、会社目線や外部からの言葉が一番利くのかもしれません。
おわり
パートナーシップコーチングもやっているので、気になる方はお申し込みしてみてください。お待ちしております(*゚▽゚)ノ
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