これまでの人生を振り返ってみた~大学生編②~
~前回のあらすじ~
傲慢でした。
大学3回生、サークル幹部を務めた年が終わり、いよいよ大学生活最大の鬼門である就職活動に差し掛かります。
今回はそんな怒涛の1年(+α)で経験した苦悩とある出会いのお話。
就活は遅れてスタート
サークル活動を3回生の冬までがっつりやってた関係で、就活の開始時期は3回生の3月に入ってからでした。夏のインターンとかから始めてた人達と比べると結構遅めのスタートだったと思います。
(別にそこは後悔してませんが。)
あれってどれぐらいの時期に始めるのが普通なんですかね?
別に遅くから動き始めたからと言って意識が低いとかそういうことはないと思います。
僕は低かったですけど。
就活した理由、当時の考え
行きたい業界、やりたい職種は最初から決まっていました。
なのでそこに行くために就活を開始します。
僕は出版社に行きたかったんです。
高校生の頃にジャンプで連載していた「バクマン。」という作品に登場する漫画編集者がめちゃくちゃカッコいいと思ったのでこれになりたい!と当時から思っていました。
もっと言うと、集英社の少年ジャンプ編集部、
そこしか見えてませんでした。
視野の狭さが異常ですね。笑
さすがに出版社はジャンルにこだわらず満遍なく受けたんですが、それ以外の業界には目もくれなかったがために後々痛い目を見ることになります。
就活、執着、そしてひとつの決断
出版業界というのは倍率100倍オーバーがデフォというとっても就職が難しい業種。しかも東京にあるせいぜい十数社の有名出版社に全国のすこぶる優秀な学生が殺到します。
そんな地獄の環境にあっても、僕はそこに固執し続けました。
当時のあの執着心は我ながら異常だったなと今になって思います。
執着を通り越して病的な依存。
しかし僕はいばらの道を征く自分に一種のアイデンティティを見出して自己陶酔していたと冷静になった今では思います。
はたから見ればただのメンがヘラってる奴だったんでしょうけど。笑
イヤですねぇ、メンヘラ就活生。
結局のところ、出版関係は全滅。そして気が付いたころにはほかの業界も多くが採用を締め切っていました。
来るとこまで来てしまったメンヘラは、ある決断を下します。
そうだ、就職浪人しよう。(まじかこいつ)
もう一年遊べるドン!
というわけで大学を休学して就活2年目に突入します。
見出しはワンコイン感覚ですが、休学中も発生する学費は当然ワンコインなんかでは済みません。
母親は泣きそうな顔をしていました。ごめん。
さすがに反省した僕は出版業界以外にも視野を広げる努力をしました。
ただそれまで出版業界の勉強しかしてこなかったので他業界の説明会を聞いても全然何言ってるか分かりませんでした。
メンヘラ期の代償は重かった。
結局エージェントの方に紹介してもらった企業の中で一つだけ内定をいただけたのでそこに就職することに決めました。
気が付けばもう夏でした。
一方、ちょうど内定確保と同時期にとある出会いが訪れます。
人との出会いが人生を変える。今の僕の原点となる出会いでした。
次回はその出会い、そして僕の今のお話です。
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