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三日記vol.5

大人の世界の話

大人の世界に触れるような体験をした。
久しぶりにあった高校の友達3人組、通称「元祖9時の会」(以下「がんくじ」)
みんな福岡に住んでるのに3人揃って、3人だけで会うのはかなり久しぶりだた。
各々の近況トークに花が咲く。
話してる内容はすっかりあの頃とは違うが、熱量というか雰囲気はいつでも変わらず、気付けば3軒目だ
3軒目を決める際、友達がミュージックバーに行こうよと言い向かった
彼女とよく来るとっておきらしい
暗めのオレンジ色の電球が照らすバーカウンター、カウンターの向こうにはターンテーブルと壁一面のレコード うーーーーん香ばしい
たまたまイベント開催日だったらしく永井博さん(大瀧詠一のジャケットとか描いてる結構すごい人)がDJをしていた。

この絵描いてる人


雑居ビルの一室は人で溢れていた
かっこいいおじさん、おしゃれなお姉さん、外国人のカップル、どう見ても永井さんのオタクのおばさん 多種多様な人で溢れていた
最初、有名人のDJだからとビールを片手に真剣に聞いていたのがバカらしくなった。がんくじの3人とまた思い出話に花を咲かせ、自分たちもその場の空気となる。
「音楽ってもともと自由なんだ」盛り上がった話題だ。色々な聞き方、触れ方、感じ方、時にはBGMだったりもする。
色々な大人に囲まれ大人の世界に溶け込んでみる。飲まず嫌いだったジン、勧められるがままに飲んでみる。思い出の味になった。

代替えの話

まつおやまおはつい最近まで部員約40名を束ねるサークルの部長だった。
そんな大層なサークルではないけど、それなりに頑張った
望んでなった部長ではなかった、モチベーションも低く部員には迷惑も随分かけた
代替え飲みがあってこれでこのサークルにも顔を出すことは無くなるだろう
最後まで幹事を務めた代替え飲み会の2時間前、意外な人から参加希望の連絡が来る。誰だよと思った通知は2個上の就職した先輩からだった。
その先輩は奇しくも僕をサークルの楽しさを熱弁してきた人だった
久々の大所帯の会は楽しかった
乾杯の音頭を取るのも次はいつだろうか、先輩達にやんや言われなかなか乾杯できない、、、笑
懐かしいなと思い感動した、が、そんな事をさせないぐらい久々の先輩達はうるさかった
楽しかったな、なんか色々あったけど成仏できた気がした
サークルにも顔を出すことは無くなるだろうそう思ってた僕に、またきっかけを与えてくれた先輩達のパワーにはいつまでも敵わないだろう。
自分がセンターで撮った記念写真たくさん笑っておいた。

大掃除の話

大掃除をした
きっかけはだいぶしょうもない、人に掃除すればと言われたから
昔から、自分のためには動けなくても人のためには動けるタイプだ
半年は掃除してなかったかな
今回は大規模だったから、入居以来に掃除したところもあったかもしれない
自分に必要だったのは、断捨離だった
大好きなスニーカーの箱、放置してた食材調味料、着ない服もろもろもろ
買いたての10枚入りのゴミ袋は残らなかった
全2日にかけて行われた大掃除
人のためだと思ってやっていたのは最初の3時間ぐらいだった
そこからは断捨離なんかは、久々にみるもののオンパレードで楽しかったし、掃除という行為自体も綺麗になっていくのが嬉しかったし、ゆっくり音楽聴いて心も落ち着いた。
嫌いな行為で自分が整理される、磨かれるっていうのはなんとも不思議だ
自分は外に行くのが好きでついつい自分を外の世界に求める
でも、必要なのは自分と向き合う時間なのかなとかとか
実際掃除って行為、後半は思い出振り返る時間だったし、音楽聴く時間だったし、新しい空間作る時間だったし、なんかクリエイティブな時間だった
でも一番嬉しかったのは、使ってない鞄から10000円が出て来たこと。
ありがとう掃除しろって尻叩いてくれた人たちとスピッツ


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