北欧への個人旅行11 DAY9(ヘルシンキ)

バルト海上では寝てばかりで何もできなかったので、せめて船上から日の出でも観ようかとデッキにでるも、綺麗には見れず。そして何より寒かった。でもなんだか日本以外の海の上にいるのってすごく不思議でならなかった。船も好きだし海も好きならこの手があったか!と思いました。

部屋までWi-fiがうまく飛んでなかったので、ビュッフェで繋げ昨日調べるはずだったヘルシンキのことを調べまくる。船内で両替もできるので準備万端でヘルシンキのオリンピアターミナルに到着。ここはオリンピックのために作られた港だそう。この日の夕方頃に家族と合流予定なので、今日しか見るチャンスがなさそうな市の郊外に行くことに。

一旦、今夜のホテルに寄って荷物を預かってもらい、そのままトラムに乗ってヘルシンキ郊外のアアルトのスタジオ及び自邸へ。

両方ともツアーガイド付きでみるので、その時間に合わせていきました。(予約できるらしい)ここでは多くの日本人を見かけました。日本語のパンフレットや日本語のできるスタッフさんもいたりとジャパンフレンドリー!とはいえ、わたしが一緒に見学したのはほぼヨーロッパ系の人々でした。ガイドさんは英語だけど、とても丁寧にゆっくり話してくれるのでわかりやすかったです。

スタジオは一瞬どこが入り口なのかわからないくらいひっそりした外観だけど、仕事場に入ると自然光がたくさんあふれる明るい極上の空間が待っていました。あとは食堂の空間がそれとは対照的だったり、屋外にあるちょっとした野外円形場のようなところが面白い。壁は真っ白で、プロジェクターを使って上映ができるそう。

その後は自邸へ。さきほども一緒だった欧州系の学生さん2人と、何人かの建築関係らしき人たちと見学。元はスタジオを兼ねていたそうだけど、自宅は寛ぎを重視したような空間で明るいリビングが印象的でした。大きなガラスの広い空間。生活空間と仕事場を仕切る位置にはドアではなくて日本の引き戸を参考にした仕切りがあって、日本の建築も参考にしているそうです。個人的にはT定規が飾ってあるところが愛らしかったです。

ツアーの後、「日本人?建築家なの?ワールドカップのラグビーやるよね。」など一緒に見学した人々に色々聞かれ、少々たじろいでしまった。。。建築に詳しかったらよかったんだけど。

終了後はヘルシンキに戻り、ホテルで無事家族と待ち合わせできました。

一瞬休んだあとは、エスプラナーディ公園をぶらぶらしカッペリでごはん、、とおもってたのに予約で一杯ではいれず。ググったレストランも予約でいっぱいだったので、偶然に通りかかったオーガニックレストランでお食事。トナカイのコンビーフ風オードブル、ステーキやお魚のメインが出てきて、とてもおいしかった。こんなにちゃんとした食事何日ぶりだろう!

いつもなら、19時頃には部屋に戻っているのにごはんに手間取って22時くらいになってしまった。こちらは1930頃まで明るいのだけど、気温は下がる感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?