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誰もが知る電子機器:マイク

どーも、やもとです。
今回はみなさんも一度はどこかで必ず見てるはずのマイクについてご紹介していこうと思います。音声を届けるためには必ず音声をひろわなければいけません。マイクとは実際どんなものなのかを取り上げていきます。

1.マイクとはなにか

身近なところでカラオケでしょうか。歌うために自然にマイクを使ってるかたも多いでしょう。実はマイクとは、

正式名称「microphone(マイクロフォン)」
音響振動を電気信号エネルギーに変換するための機器

という機器になのです。なんか難しい日本語で大げさに聞こえますが、声を電気信号に変換して送り出すものと思っていただければいいかと。現代ではスマホやパソコンにも内蔵されており無意識のうちにマイクを使用していますね。 

2.マイクの種類

音響用マイクに大きく2つの種類があります。

・ダイナミックマイク
・コンデンサーマイク

ダイナミックマイク
振動板(ダイアフラム)とコイルが搭載されており、空気の振動(音)で振動板が振動し、その結果電気信号が生じるという仕組みになっています。世界でもマイクの基準として使用されているSHURE「SM58」もこのタイプです。一般的な使い方はミキサーの「HA(ヘッドアンプ)」で「GAIN(ゲイン)」を増幅させ使用します。メリットは丈夫で比較的湿度に強く、値段が比較的安めに設定されています。デメリットは繊細な音を拾いたい、周波数レンジが広いものを集音したいという時には向いてない場合があります。

コンデンサーマイク
コンデンサー(電気を貯めることのできる素子)の原理を利用したものです。メリットは周波数特性が広く、繊細な響きや音量、音質の変化にも対応できるものが多いのが特徴です。ダイナミックと違い電源供給が必要で「ファンタム電源」という電源を使用して使用することができます。「ファンタム電源」はミキサーに内蔵されているものを使用したり単独の機器もあります、オーディオインターフェースにも最近はついてるものがあります。デメリットは振動や湿気に特に弱いこと、電気ノイズがのりやすいこと、値段が高いものが多いというところでしょうか。

3.マイク選びには

マイクは複数のモデル、様々なメーカーから出ておりマイク選びはPAするにあたり重要なポイントになってきます。そこで、

・指向性
・周波数特性

この二つを理解し、選択することになります。

指向性
実はマイクには指向性というものが存在します。指向性とはどの角度の音をはっきりと捉えることができるか、どの向きに感度が良いかということです。指向性が狭ければハウリングの軽減や他で鳴っている音のかぶりを小さくすることができたりします。

周波数特性
これはそのマイクがどの周波数帯域を強く拾うのか、ということです。音を拾いたい楽器に対して、その楽器の周波数とマッチしたマイクを使用すれば余計な補正をかけずにすみます。そしてより鮮明に拾えるようになるので、原音に近い音が拾えます。周波数特長を知ることも、大事な音響の仕事です。

4.今回のまとめ

・マイクとは電気信号に変換し集音送出するもの
いったん変換されている!
・ダイナミックとコンデンサーがある
コンデンサーにはファンタム電源がいる!
・指向性と周波数特性がある
どちらもよく理解し、条件にあったものを選ぶ!


ということで、今回はこれでおわります。有名なマイクの紹介などまたしていければいいなと考えてます。
ではまた。


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