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#映画感想文「砂漠でサーモンフィッシング」(2011年)

2011年(イギリス)吹き替え
ユアン・マクレガー、他 ラッセル・ハルストム監督

あらすじ
夢とは無縁の生活を送っていたジョーンズ博士は、イエメンでサケ釣りがしたいという大富豪の無茶な依頼にあきれる。しかし、中東との緊張緩和のためにプロジェクトに参加させられた彼は、大富豪の代理人ハリエットと事業を進めるうちにのめり込んでいく。

〈フィルマークスより引用〉

感想
フィルマークスの‘’みんなの反応‘’欄に書かれた内容がしっくりくる。

荒唐無稽な話で、最初はコメディなのかと思って見始めたら、違った。
計画が進んでいく流れや、辛い結果に終わった事から、これはもしかして、何か元ネタになった実話があるのかな?と思った。
ネット検索してみると、同じように実話を元にした作品かと思った人が他にもいて、結局、オリジナルストーリーだという事がわかった。
なんで、砂漠で魚釣りをするなんて話を映画にしようと思いついたのかしら?しかも、実話を元に作ったっぽい演出で。発想が珍しかった。
イギリス人にとって、釣りは伝統的な趣味で、シンボリックなものなのかしら?劇中で、釣り雑誌や釣り関連の協会が出てきたりするので、根強いファンがいる様子だ。

全体としては、主人公がプロジェクトに取り組むことで、研究者としてのやりがいを取り戻していく所が良かった。また何かを誰かと成功させるために取り組んで行くというワクワク感も感じられた。

わーっと、ぐーっと、激しく盛り上がるような作品ではないが、楽しめた。
ただ、どうせなら、完全なフィクションならば、最後の計画失敗時、主人公たち以外の人たちも皆、助かったという事にしてほしかった。

<文・見出しイラスト/犬のしっぽヤモリの手>

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