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正社員 離職率0%。大切な仲間と楽しく働き続けるために行っている「褒める空気」作り。

最近、誰かを褒めましたか? 誰かに褒められましたか?

「言われてみると、自分や自分の仕事にばかり気を取られていたなあ。」という方も少なくないのではないでしょうか。

弊社では、この「褒め」が組織を良くし、経営面でもメリットをもたらすと考え、取り組んでいることがあります。


・社員同士の関係性をよくしたいと考えている人事責任者
・従業員数は十分なのに成果が出ず、不安な経営者

今回は、上記のような方々に向けて、1つのアイディアとして「日々褒め合うことが当たり前な組織を作ること」をご提案します。


弊社の取り組み

弊社では、「はたらくを、たのしむ」という合言葉を掲げており、そのための施策をいくつか行っています。

ワークする施策があれば浸透しない施策もあるのですが、最近馴染み始めている施策に次のようなものがあります。


①褒めスレッド
各メンバーが「ナイス!」「いい仕事!」と思った人を褒めるスレッド。

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②Uniposの導入
従業員同士が感謝のメッセージと少額の成果給(ピアボーナス®)を送り合うことができるサービス。

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(↑サービスサイトより拝借致しました。)


実行後の変化・メリット

人事、経営者、メンバーそれぞれの視点から見て、次のような変化・効果を感じます。

①モチベ維持コストが減る。

目立つ人や売上に直結しづらい仕事に取り組む裏方的な人。絶賛、成長痛期でモチベーションが不安定な人。

こういったメンバーも含めた全体の意欲や士気を維持・向上することって難しいですよね。経営者や責任者が見れる範囲は限られますし、けっこう神経を使う部分かと思います。

気持ちが上向いている時は良いですが、下向き始めた時や性悪説的な状況でどう対処するか。

◼︎ 褒め合うことが日常になると、各メンバーがお互いに、同じ目線でモチベーションを高めあえるので、マネジメント層のモチベ管理コストが減った。


②意識が外に向く。

一生懸命になっている時ほど矢印が自分に向きがちなことってありませんか。

こういったこの状態になってしまうと、仕事のクオリティやスピード、周囲との関係においていろいろと支障が出てしまうことが多い…。

◼︎ 褒め合うことが日常になると、周囲の良い行動・言動に敏感になり、ふさぎこんでしまう状態になりにくい。

◼︎ 周囲のメンバーの長所に気がつきやすくなり、自然とリスペクトできるようになる。長所が理解できていれば、任せるべき仕事や人物も明確になる。任される側も、長所を発揮できる仕事を手にできる。


③強みに気づける。

自分の長所や得意分野を自らの言葉で語れる人ってそう多くないですよね。それらを語ることが苦手な人の中には、「自分の内面や実績を棚卸しできていない」「無意識に有名人や大先輩を比較対象にし、自分を過小評価している」といった背景を抱えている方が少なくないと思います。

◼︎ 褒め合うことが日常になると、他人からの褒めから長所を見出すことができます。

どのような場面で、どのような部分を褒められることが多いのか。それを言語化すればそこにその人の長所があり、褒められた数がすべて証拠・実績になります。


④線の数が可視化される。

メンバーが増えてくると、よくコミュニケーションをとるメンバーが決まってきて、グループができ始めるのが自然かと思います。

意思決定や実行・修正を素早く繰り返していきたい弊社では、このグループを越境し、常にフランクにメンバー同士が関わることができる環境があった方がメリットが多いと感じています。

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◼︎ 褒め合うことが日常になると、部署を超えた繋がりが浮かび上がり、メンバー同士の間に生まれている線が可視化される。

意外なコンビ、関係性に気づき、新しい施策やチーム立ち上げのきっかけになることも。


実行中の取り組み

弊社では、この褒め習慣とクレドを掛け合わせて「クレドの浸透」を目指しています。具体的には、クレドに沿った褒めを行い、褒める際に当てはまるクレドを記載するというものです。

冒頭で貼り付けたスクショの最下部に記載しているものが、そのクレドの一部です。

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クレドや理念のようなものは作っただけでは意味がなく、浸透し、メンバーそれぞれが体現してこそ価値があるもの…というのは誰もが理解していながらも、この浸透が相当に難しいというお話をよく伺います。

弊社では、なるべく社内でのクレド登場回数を増やしたりメンバーそれぞれの日常の中に溶け込ませたりしていくことを意識し、クレドと褒めを掛け合わせて取り組んでいます。

引き続き、全社的なクレドの浸透を目指して取り組んでいきたいと思います。


最後に

今回は、弊社の取り組みの一部について書かせていただきました。

空気、組織づくり、あるいは理念の浸透などにお悩みの方にとっては、もしもこのような内容が新しいアイディアとしてお役に立てていれば幸いです。

一方で、同じような取り組みをなさっている方々がいらっしゃれば、ぜひ他のみなさんのお取り組みについてもお話伺いたいです!


最後までお読みくださり、ありがとうございます。


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