ヴェルディ私的写真ギャラリー 2024年J1 第1節 横浜F・マリノス戦
J1昇格プレーオフから3ヶ月弱。楽しくて苦しいオフシーズンもあっという間に過ぎ去り、いよいよ2024年のJ1リーグが開幕しました。
ヴェルディとしては16年ぶり、個人的には初めてのJ1。憧れと不安、期待と恐怖が入り交じる中で迎えた横浜F・マリノスとの開幕戦は、クラブの方向性が間違いではないこと、若い選手たちに大いに期待が持てること、そして、J1は本当に甘くないことを強く感じさせてくれるゲームとなりました。
試合以外の側面に目を移してみると、終始雨に見舞われて気温も低く、サッカー観戦としては最悪のコンディションだったものの、5万3026人もの観客が訪れ、ヴェルディ側もマリノス側も非常に熱量の高い応援が見られました。人数こそ2023年プレーオフ決勝にわずかに届かなかったものの、あの試合とはまた違った明るく熱い雰囲気も「さすがJ1」と言えるものだったかと思います。
リーグ戦では初の新国立でのホーム開催でしたが大きな混乱もなかったようで、運営側の成長も感じられたことも嬉しいポイントでした。
試合後はSNSや各種メディアで若きヴェルディを称える声も多く見られました。もちろん、だからといって楽観視などできる状況ではありませんし、いいチームに仕上がってきているからこそ、早い段階で成功体験を積めないようだと組織が瓦解してしまう恐怖心もあります。
しかし、少なくとも、恐れることばかりではなく、チームに対する希望を抱きながらシーズンを過ごしていけそうなことは嬉しく誇らしくもあります。
おしまい。
J1はかくも厳しく、かくも楽しいものなのか…と実感させられた1日でした。
今年1年このヒリヒリ感を存分に味わっていけるのかと思うと鳥肌が立つ思いです。
と書いておきながらなんですが、僕は諸事情でこの日をもってしばらく現地観戦はお休みとなります。
10年以上焦がれに焦がれ続けてきたJ1の舞台なのに、現地でいろいろなことを体験できないのはさみしくもありますが、DAZNを通じてクラブの成長やサポーターの皆さんの歓喜を楽しみにしたいと思っています。
また秋口ぐらいから少しずつ現地観戦再開していけるといいなとぼんやり考えてはいます。その頃には残留を決めて心穏やかに試合を眺められると最高なのですが、さすがにそれは贅沢が過ぎるだろうか?
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