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【第2章インド猫と暮らす】インドで猫はけっこう嫌われ者?

インドでペットといえば犬

インドで猫を飼い始めてからインドの人々から珍しいね、と言われています。

インドでは猫を飼う習慣がないということです。ちょっと気になったので、インドではそもそもペットを飼う習慣があるのか調べてみました。

統計自体は2014年8月にリリースされたものですので、やや古いのですがそれほど急激には変わらないのでおおよその傾向はつかめると思います。

レポートによれば、「インドでのペットは、85%が犬で、残りの15%が猫や熱帯魚などと言われています。

よく牛を家の敷地内で飼っている人を見ますが、牛はペットというより家畜かなと思います。

インドにおけるペットの種類 2014, India Pet Food Market Forecast & Opportunities, 2019

ヒンドゥ教ではねずみは神の親友?

ヒンドゥ教には、ガネーシャという象の頭をした神がいます。その神の足元には、ねずみがいて、それはガネーシャの乗り物です。

そのため、インドではねずみを獲ってしまう猫が疎んじられるという話がありますが、これはどこまで本当かは定かではないようです。

実際インドで猫があまり飼われないのは、人間の生活がまずは第一で、愛玩のためにペットを飼う習慣が多くの人々にはなかったというのが正しいのではないでしょうか。

キャンパス内には、猫、犬、猿、野鳥など様々な動物たちがいますが、みんなそれぞれに場を共有しながらときどき争いながらも共存していて、特に誰にも飼われてはないのが現状のような気がします。


猫と触れ合うことで親近感を持つようになる学生たち

猫にほとんど触れたことがなかった学生たちに、ヤンマールのシッターをときどきお願いすると、段々猫に親近感が出てきたと聞きます。

たとえば、一番ヤンマールを気遣ってくれていた学生のスミッドさんは、猫がグルグルと喉を鳴らすのを知らず、「スマホが鳴っている!と思って慌てて探したよ」と言っていました。

トイレにちゃんと用を足すのも関心したり、ペットフードやトイレ用品にたくさんのお金をかけている私たちにびっくりもしていました。

インドの大学に通っている余裕のある学生たちは、動物たちにも優しくて、キャンパス内の犬や猫たちに余ったご飯をあげたり、水をあげたりとできる範囲で気遣っている様子も見られます。


私たちの宿舎にはエアコンがついていて、学生たちの部屋にはなかったので、ヤンマールの私たちが不在でシッターをお願いするときは部屋に住み込んで面倒を見てくれる学生もいました。50度近いのにエアコンが備わっていないって衝撃ですよね。(天井にあるファンを回して、一日何度もシャワーを浴びるのが暑さに耐える方法です)

ただ、教員の部屋に住んでいる学生がいるらしい、と噂にもなり学部長には怪しまれてしまいました・・・。ただ、それでも特に騒ぎ立てられないのがインドのいいところかもしれません。寛容なのです。


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