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面接対策

こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。
今回は面接対策について書いていきたいと思います。よかったら、好き、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。

結論

カオスに対応する

1.障がい者雇用の面接

障がい者雇用の面接の場合、本人がどれだけ話せるか、コミュニケーションの部分を見ていることが多いと思います。聞いたことに対して答えれるかを見ていることが多いです。仕事ができるかできないかについては気にする会社と気にしない会社があります。その部分については職歴書や履歴書である程度みているのと、実際に仕事ができるできないについてはわからないことが多いです。本人の適正というか、一人仕事を振ることはまずないと思います。オンライン、オフライン問わず、ある程度チームの中で仕事をすることになると思います。まれに一人で完結する仕事を望まれるかたもいますが、仕事を振る方とコミュニケーションは必須だと思います。何の仕事をふられ、成果物として何を出さないといけないかを理解していないといけません。採用数が多い会社なら想定問答集を一通り用意したり、シミュレーションしておくとまず問題はないです。

2.想定外の質問

想定外というか、自身でしかわからないことを聞かれることがあります。分かりやすく言えば障害についてですね。どういった配慮がほしいのか。例えば通院についてだとか、服薬で昼は集中力が途切れやすいであるとか、休憩をこまめにもらえるのかであったりです。このあたりは会社の運用と会うあわないがあるので聞かれると思います。例えば、15時から16時半までは絶対に机で日々の作業の追い込みがあるのに、1時間半ずっと仕事するのは難しいですとなったら厳しいと思います。郵便関係の仕事をする場合などはそうですね。書類や荷物を送る関係の仕事です。ここをしっかり理解できているかどうかについて聞くことが多いです。

3.発達障害傾向について

こだわりを見るのが良いかなと思います。少しずれた受け答えをされたときに、相手が修正にたいしてどのくらい戻そうとするかですね。ここで同じことを聞かれてるんじゃないかと考えるかどうかですね。同じような質問を繰り返すと発達障害傾向の方の特性をつかみやすいです。ぶれず、全部同じ答えをもってくるのか、それとも変化をくみとった回答をするのか。口調がきつくなったりするのか。焦るのか。焦らないのか。これは話をきいてると自然と感じられる部分かと思います。

4.カオスにぶち込む

意識的にする方とそうでない方がいます。意識的にする方だと、意味がよくわからないことを聞いてきたりすることがあります。意味がよくわからないというか、どう答えたらよいかわからない。正解がないことを聞いてくることですね。これは想定問答にはないことが多いです。ここでどう切り返せるかは多くの面接でそうだと思います。これは日常で相手を測るときにも使えます。偉そうな相手には大体カオスにぶちこんでやると、本性がでます。

https://youtu.be/qj_qp-glrik

5.面接対策

相手は人を見るプロというより、その会社で何年も仕事をしてきている人です。ちょっととりつくろったりしただけじゃたいてい見透かされます。なのでどれだけ考えれてるかが勝負になります。あとはどれだけその仕事を遂行できる能力があると示せるか。この会社でやっていけますと示せるか。なので想定問答集で大事なのはその会社にあわせて作らないといけません。どこの会社にも通用する回答というのはないです。私はこの会社でやっていけますと示せるかどうか。そのあたりを考えていない人が多いです。面接会など行けば大体わかります。本気度は見えます。とりあえず受けにきたなって感じの方は落ちます。

6.ハロワークを活用する

私個人的に面接対策で役に立ったなと思ったのは、ハローワークでやってた面接対策の講座です。労働局主催だったりして、各地域でそういったセミナーが無料で受けられます。就労支援施設と違って、人事コンサルなどをしてる方や、実際に採用担当をされていた方が講師を務められることが多いと思います。私が神戸市で受けたものは、元Panasonicの人事畑をずっと歩まれた方でした。どこで差をつけるのか。面接でどこで差をつけるのかについて細かく教えていただきました。1週間ほどの講座で、とくに障がい者雇用向けの面接対策ではなかったですが、とても役に立ちました。書類選考は通るけど、面接が通らないという方はそういった機関を利用されるのもおすすめです。

結論

カオスに対応する。想定問答集をこたえれるのは最低限度のマナーです。できて当然。ここで差が生まれることはないです。逆にここで差ができてしまうと挽回するのは難しいです。そのうえで、カオスに対応する。これは日ごろからどれだけ臨機応変に対応できるかが問われます。発達障害傾向をみることはよくあります。大体こだわりがどの程度でるかをみると分かりやすいです。同じような質問をされたときは要注意です。面接対策は労働局主催などの対策講座をお勧めします。国がお金を払ってやってるので、まともな人がやってることが多いです。

一番大切なこと

第一印象です。



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