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1日何円で生活できますか?

こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。
障がい者雇用の現場に15年働いている経験からこの記事を書いています。
今回は1日何円で生活できますかというテーマで書いていきます。よかったら、好き、フォロー、コメントなどしていただけると励みになります。よろしくお願いいたします。

結論

東京の私大学生の1日の生活費607円(バイト代は除く)

1.607円

こちらニュースより(朝日新聞より)。東京の私大下宿生の一日の生活費607円。東京の私立大学って学食安いのかなと疑いましたがいくら安くても400円くらいかかると思うんですよね。残り207円。ちょっと学食行くのためらいますね。うどんとかなら200円で食べれますかね。それならカップラーメンのほうが安いですか。1日607円の生活ってちょっと考えられないです。職場近くの闇のお弁当で安くて350円でした。私で月の食費で2万円は超えますね。607×30で18210円。3食自炊ですかね。それはそれでよいと思いますがかなり切り詰めた生活送ってるなと思います。今、東京だと飲食のアルバイトとかも難しいですもんね。居酒屋アルバイトとか不可能に近い。18時-21時で働いて3時間で3000円ちょっとですしね。毎日働いて9万円ですか。3時間のアルバイトとはいえ30連勤は無理がありますよね。でもこの数字はバイト代は入ってないです。仕送りが8万2400円で平均的な家賃を引いて、日数でわると607円とのことです。バイトで稼ぐしかないですね。

2.親の収入が減る

親御さんの収入減少も響いてるみたいですね。テレワークだと残業もしづらいですし、パートに出ても首になるといった感じでしょうか。アパレルは圧倒的に衰退してますし、飲食は壊滅してるし、観光関連はだめだし、今生き残ってる業界って限られますよね。ANAやJALは社員を出向させていってますもんね。首になら習いだけまだましといったところでしょうか。ここまでお金ないと奨学金をもらってたかもらってなかったかも大きいですね。でも奨学金は借金なのでなかなか難しい。新聞奨学生をしたら4年働ききったらボーナスもありますが、なかなか続かないもんです。高校の後輩でいましたが、朝が早いから遊べないんですよね。毎日のことですし。レポート書いたら寝るみたいな生活おくってましたね。

3.学生支援

学生支援緊急給付金という制度があったのですが、非課税世帯で20万。普通の世帯で10万。ちょっと焼石に水ですね。こちらのニュースで細かくのっていましたがほとんど貸与型変換義務あり。まあ借金です。これはちょっと何とかならんのかという気はしますね。ありがたく10万円もらってる場合じゃなかったなと思います。貧乏ですがこの状況下でも問題なく仕事できてますし、給料も振り込まれてますし。緊急小口資金の特別貸与とかも12月に決まってますね。これは厚労省管轄なんで社協ですね。社協については以下で少し書いてます。政府の出している冊子はこちら。

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バイトが休みになったら雇調金で払おうという感じですね。まあ給付型奨学金制度とか作ってたら法体系がぐちゃぐちゃになるんで難しいという政府判断なんでしょうが何とかならんかったかいなと思います。

4.貧困の連鎖

学生の状況をみていると親が貧乏だとどうしようもないなというのを感じます。貧困の連載というのは2014年に内閣府が資料をだしています。https://www8.cao.go.jp/kodomonohinkon/kentoukai/k_3/pdf/s7-1.pdf

当時から政府は貧困問題にたいして何とかしようとしていて、ようやくいろいろ動きだしてきたのが去年あたりなんですよね。氷河期世代の就職支援だったり、非正規雇用の問題だったり。景気も一定上向いてる感じはありますが、なかなか雇用であったり、給与面があがるわけではないですからね。

5.r > g

この式をみて、ああとなる方は結構経済学が好きな方かなと思います。

「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示します。この不等式が意味することは、資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いということだ。言い換えれば「裕福な人 (資産を持っている人) はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれない」という論理です。格差社会というやつですわ。いろいろな世界で言われてることでもあるんですよね。マーケティングだと上から流行はおりてくるとかいわれますね。これはお金持ちセレブ層の間で人気になった商品はその下のややお金落ち層ではやり、中間層はあこがれてそれを買い、それを見て貧困層も同じ商品を求める。ので上から順番にはやっていきます。

6.お金稼がないとだめですね

rの世界に行くには労働所得だけじゃダメなんですよね。けど日本の場合不思議なことになんやかんやいっても一部上場企業がいいとか、ベンチャーのほうが稼げるって考える方が多いんですよね。どこかで雇ってもらわないと生活保護受けるしかないみたいな発想ですよね。なんか違うなって個人的には思うんですよね。世の中のことってたいていのことはマネタイズ、現金化できるんですよね。うまくアウトプットできたら。そのあたりは両学長の本でうまく書かれています。

結論

東京の私大学生の1日の生活費607円(バイト代は除く)。コロナ状況化の中で飲食のバイトは難しい。そうなると他のバイトも競争率が上がる。結果的にバイト代は低くみられてしまう。学生の支援は貸与型、つまり借金です。返還義務があります。これって10年、20年先にその学生が借金返せるようになっている社会情勢であることを祈ります。やっぱりお金を稼ぐのは大切なことです。いつ、なんどき、何があるかわからないので。

とはいえ

お金を貯めこめるだけ貯めろというわけではなく、何にどのくらいかかるか予想してお金貯めておきましょうということです。自分が死ぬとき、貯蓄でなく、資産0が望ましくないですかという話です。



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