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解毒剤をくれ②

毒家族と過ごしていることを①で書いたんだけど
何故そんな毒家族と一緒に過ごしているのか、今回はそれについて書いていこうと思う。

そもそも私と旦那は地元が違う。
私達はSNSを通じて知り合い、そして付き合うことになった。
ちなみにデキ婚。
付き合った当時、私はフリーターで旦那は正社員。
一緒に暮らそうと話してて
それならフリーターの私の方が動きやすいからと思い、旦那のところへ向かったのである。

そして同棲数ヶ月後に妊娠発覚。
避妊失敗してました。
しかもその時には安定期入ってんのウケる、なんで気づかなかったの私。
私、生理が不定期でブレブレだからわかんなかったのよね。
しかも、環境がガラッと変わったからそのせいで来てないと思ってた。

それでそれぞれの親に報告せねばならないじゃないですか。
私の親は産むべきだ、出来る援助があるなら援助すると言ってくれた。
まぁ、信用はしてませんけども()

問題は旦那の親だ…。
ほら、自分の親に報告するより怖いじゃん?
他人だし。
で、報告したら最初のひとこと。
『堕ろしなさい、本当に息子の子か?』
………いや、わかるよ?
わかるけどさ、他人なんよ、私達。
もっとマイルドな言い方せんの?

その後に
『貴方の母親は外国人だから普通じゃないの』
…………え?
そこなの?え、ていうか差別じゃん。
でもね、私はね、自分が普通じゃないの自覚していたし
状況があまりにも酷かったから、そう言われても仕方ないなぁって思ってた。

なんとか説得して、旦那と目出度く入籍、そして第1子出産。
結構なこと言われたけど、なんやかんや助けてくれて
あぁ、良い人達だぁって思ってた。

子供は見てくれるし
支援物資という名の食材をたくさんくれるし
一緒に食べに行く時は全部お金出してくれて

そんな両親を旦那は嫌ってた。
なんで嫌ってるのか、全くわからなかった。
産後は脳みそが死んでいたんだ、私。

いいご両親だ…!
そう思って、旦那とご両親の架け橋に私はなる!
そう思って頑張った。

全てを悟ったのが上の子が1歳になった1ヶ月後。
私は第2子を妊娠した。

報告はするものだから、旦那の両親にも初期の段階で報告した。
すると、猛反対!
いや、経済的に確かに厳しいところはあると自覚してた。
だけど、ひたすら堕ろせ堕ろせコールだ。

しかも、旦那のことを一切信じてない、sage発言ばかり。
この時になってようやくわかった。

旦那が両親を嫌ってた理由。
頭ごなしに否定しかしなくて、やることを一切認めないし信じない。
自分たちが正しいと信じて疑わない。

なんと、旦那の両親も毒持ちだったのである
気づくのが遅かった。
信じた私も馬鹿だった。

今まで援助してきたのに恩を仇で返すのか!
お前たちには無理だ、堕ろせ!

そんなことを悪阻真っ最中に
予定も聞かれずいきなり来て
私の堪忍袋の緒が切れた。

住んでいた地域は全体的にお給料が低く
交通の便もあまり良くないし
何よりも自然災害の心配が大きかった。

ということを建前にして
私達家族は私の地元に引っ越すことにした。

しかし、金がなかった。
私は妊娠中で、引っ越したら旦那はしばらく無職。
失業保険も3ヶ月後に支給だから間に合わない。

そうして、私達は私の実家へと引っ越すことになった。

引っ越した先でも毒まみれだったんですけどね。


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