過程を忘れてた

何事も最初からすんなりできたわけじゃないのに、
大人になるとそれが忘れられる。
忘れてはいけないはずなのに、それが必要なことを忘れて、
あーでもないこーでもない、うまくいかないと嘆いたりする。
結果が早く出てこないと待てなかったりして。

子育てをしていると、まだ生まれてから数年しか経っていない、人の形をした生命に、何十年も生きてきて当たり前のように生活をこなしてしまった自分と同じように行動しろ、と、早くできないのはなんで?と、思っている事自体が間違いなんだと痛感させられることがある。

これは子育てに限ったことじゃない。
いろんなケースで、過程って大事なんだよなと。
こんな当たり前のことを思い出させてくれる今の環境に感謝している。
私だってきっと生まれてきてから最初の数年は、何度も何度もできないことの繰り返し、そのうちこうしてこうやって・・・と時を経て、学んで、いつしか効率良いことを考えて、どうにかこうにか生きている。

過程があってしかりで、それを無きものとして結果を急いだりするこの小さい自分を改めたいなと、思う。

何より最近、生まれて2年弱の我が子が「宇宙」「地球」その他惑星や衛生について興味を持ち、ちきゅう!どせい!つき!とか、楽しそうに口にする。だから宇宙、とりわけ太陽系の動画や資料を目にしていると、なんて自分はちっさくて愚かなんだろう、、
宇宙に存在していると、人類ひとりひとりの時間なんて、「え?いたの?」みたいなものなんだから、もっともっと時間とか過程とか大切にしないとね。

なんて考えてみたりする。

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