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従業員全員の意見を聞くほどに不満がたまる組織へ

【新刊】小さなお店は「引き算経営」で強くなれ!


ある日、従業員の1人がこんなことをいってきました。

「オーナー、ここはこうだと思うのですが、今後このように改善していくのはどうでしょう?」

それを聞いたあなたは、1人でも多くの従業員満足度を上げるため、至急みんなを集めてミーティングし採用する。

このような流れを繰り返しているお店は、将来安定した組織が編成できないだけでなく、離職率も高くなるでしょう。

従業員の満足度をあげて、みんなが少しでも働きやすい環境をつくりたい!

そんなオーナーの考えとは逆で、徐々に崩壊していく組織になるかもしれない。

全員を満足させる組織作りは不可能

すべての従業員の意見を取り入れて、皆んなが働きやすい環境へ。

経営者としてとても素晴らしいことですが、それは不可能に近い。

Aの意見を取り入れれば、Bが不満になるかもしれない。

Bの意見を取り入れれば、CやDが不満を持つかもしれない

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それでも1人の意見を取り入れたとする。

その従業員はどんな風に思うだろうか。
「少しでも気になることがあれば、今後もいえばいいんだ」
「いえば何でも取り入れてくれるんだ」

たった1人の意見を聞き、取り入れるだけで組織は傾き始めます。

そして、意見をいった従業員の想いを形にしたにもかかわらず、長くは働らいてくれるとは限らない。

では、このような状況になった場合、オーナー自身はどのような対応をとるべきか。

<従業員の意見は聞かない>

私の経験上、これが1番の解決策。

【オーナーの仕事とは】
皆んなの意見を聞き資料等を作り、ミーティングを計画。
そして、すべての従業員に平等になるように行動する。

ではなく、お客様にとって何が喜ばれるのか。

そして、その喜びの対価を従業員に還元できる仕組みを作るのが経営者の仕事です。

そして意見や聞くのではなく、ルールを作り決定する。

その決定したルールに沿って働くことが、従業員にとっても不満が生まれにくい環境となります。

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