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従来の美容室経営の常識は本当に必要だったのか

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9月22日発売


あなたのお店がもし、差別化経営や他店にはない尖る存在の何かを得ようとした時、今までの美容室経営の常識をまず見直すことから始めなければならない。

成功したいなら常識を疑え

まずは気軽な気持ちでいいので、今の経営スタイルを箇条書きで思い浮かぶだけ書き出してみる。
するといかにムダが多いか気づくことがある。

そしてムダだけではなく、ムリをしていないか?
ムリとはお店の経営に対してや、従業員やお客様に対しても。

それらが最終的には経営の「ムラ」になっていないか?

コロナ禍により、より一層差別化店舗が求められている今、「ムリ・ムダ・ムラ」になってしまっている営業を見直そう。

●周りの他店舗に合わせて、地域に需要のあると思っていた営業時間にした
➡️早朝や夜型専門店で差別化

●多くのお客様への満足に応えたく、豊富なヘアメニューをご用意
➡️1つのメニューを極め、その他は辞める差別化

●たくさんの方が利用できるよう、周りのお店よりも安く値段設定しよう
➡️お店がお客様を選び集客、高単価でもそれらを望んでいたお客様のみが集まる店舗へ

●大きいフロアにお客様を並べて、スタッフみんなでお客様をまわしていく
➡️個室や半個室にして、スタッフが最初から最後までワンオペ体制にする

●技術者を豊富に配置し、お客様に満足してもらう
➡️パート美容室のみでも売上が上がる仕組みで満足してもらう

●アシスタントの手取りは14万円くらいがベストかな
➡️スタイリストと近い20万にしてみよう

●美容師なら月に6日休み
➡️週休2日〜3日、有給も完備された仕組みをつくる

●社会保険加入なら最低生産性70万は必要だろう
➡️損益分岐点(そんえきぶんきてん)を下げるなど50万円でも加入でき安定した組織へ

●残業後、ミーティングしてから練習を頑張ろう
➡️早く終わりミーティングをやめて練習は営業内に

●朝礼で夢を語り、社訓を唱えテンションを上げよう
➡️朝礼、終礼はやめてみよう

●定期的な食事会でみんな一致団結!盛り上がろう!
➡️参加したくない子のために公平にしよう


すべて書き出せばキリがないが、まわりのお店を真似たり、過去からの引き継ぎ、常識と思っていた経営論から少し変えてみるだけで、まったく違う経営景色がみえてくるかもしれません。

美容室のみならず、飲食店やちいさなお店も同じことがいえます。

まずは常識を疑い、地域で尖った存在の店舗になってみましょう。

必ず人が集まる話題の店舗へとシフトしていく未来があります。

まずはムリやムダ、ムラを断捨離し、引き算経営で地域にはない特別なお店として認識されましょう。

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