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一杯のコーンスープから学ぶ経営

いつもありがとうございます。大塚です!

今回は、コーンスープから学んだ経営について書きます。

息子の大好物はコーンスープ

外食に行き、コーンスープがメニューにあれば、必ず注文する外せないメニュー。

私の母親も、小さい頃からそのことは知っており、コーンスープに磨きをかけては、家に持って帰る用で渡してくれます。

そんな大好物なコーンスープですが、

母親が作るコーンスープは一切手をつけない

毎回私が全てを完食するので、みるみる体が大きくなっていく。。。

あんなにコーンスープが好きなのに、なぜ全く手をつけないのか?
高校生になって、嫌いになった訳でもなく、今でも必ず注文するコーンスープ。

問題は
「作り手と消費する側のすれ違い」
だと最近感じることが多い。

要するに商売でいえば需要と供給。
なぜ、好物のコーンスープを食べないのか?

改めて息子を観察すると
●いつも注文し、完食するコーンスープは至ってシンプル。
スープ自体に旨味が凝縮され、パセリがバランスよく演出。

●母親が作るコーンスープは、少しでも体に良いものを。
栄養満点で考えられたコーンスープ。
具沢山で、キャベツやトマト、大豆にパプリカ、その他具材もゴロゴロで、もはやコーンスープの味がする具の多いシチュー。

昔からこんな感じではなく、息子も完食するシンプルなコーンスープだったが、年月が経ち、どんどん具材も増えていった。

母親が栄養を考え、孫の為に良かれと、そして喜ぶと思い作っていたコーンスープは、息子にとって実は望んでいたスープではなかったということ。

今後いくら味を追求しても、入口(具沢山すぎてもはやコーンスープではない!?)が変わらない限り食べることはないだろう。
そして、私がどんどん太っていく。。。

経営もまったく同じで、作り手がお客様に良いもの、喜ばれると思い提供するメニューは、実はお客様にとっては望んでいないものかもしれない。

需要の入り口に気づかず、売れていない商品やメニューに対し、もっと良い成分を増やせば良いのではないのか?もっとメニューを増やせば良いのではないのか?

コーンスープの話ではないが、足せば足すほど需要が離れて、それは別のメニューになってしまう。

売上やお客様の定着しないメニューは、いっそのこと無くしてしまうか、原点に戻りシンプルを追求してもいいかもしれない。

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